韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第144号(2018.1.26)

●大統領府報道官が立場文を発表-「平壌オリンピック」は古いレッテル

大統領府の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官は1月23日、「平昌(ピョンチャン)オリンピック関連の報道官立場文」を発表し、「『平壌(ピョンヤン)オリンピック』という古いレッテル貼りを理解できない」と反論した。前日には自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表がフェイスブックで、韓国での芸術公演のために江陵、ソウルを視察した北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)代表団について、「私たちが誘致した平昌オリンピックが平壌オリンピックになる象徴的な事件」と揶揄(やゆ)していた。

朴報道官は「平昌オリンピックは平和オリンピック」と強調。韓国国民なら誰もがオリンピックの成功を願うとし、「オリンピックに関する小枝のような問題が、その本質を覆い隠すことはできない」と語った。

●李明博政権時の国情院が野党政治家と民間人を不法査察

「共に民主党」の閔(ミン)ビョンドゥ議員は1月23日に記者会見を開き、李明博(イ・ミョンバク)政権時代に国家情報院(国情院)が野党政治家、民間人を不法査察していた事実を明らかにした。

閔議員によると、不法査察は2009年2月から始まり、李大統領の任期が終わる2013年初めまで継続され、国情院の崔(チェ)第3次長が対北工作費を横流しして特別チームを構成、不法査察を指揮した。査察は朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長、朴智元(パク・チウォン)議員、チョン・ヨンジュ前KBS社長など、有力野党政治家や民間人を対象に行われた。

閔議員は「国情院の性格上、すべて李元大統領に報告されるはず」と述べ、検察の捜査を要求した。

●文化人「ブラックリスト」事件は朴槿恵前大統領も共犯者

ソウル高裁は1月23日、政府に批判的な文化人・芸能人への支援を排除するための名簿「ブラックリスト」を作成・管理したとして、金淇春(キム・ギチュン)前大統領府秘書室長に懲役4年(1審は懲役3年)、趙允旋(チョ・ユンソン)前文化体育観光相に懲役2年(1審は懲役1年・執行猶予2年)の判決を下した。

判決では、国家の文化支援政策は中立性を維持し、特定個人を優遇・差別してはならないと指摘するとともに、「(ブラックリストについて)朴槿恵は金前室長の報告を受けて承認しており、大統領自身が職権を乱用した行為」とし、朴前大統領を共犯者と判断した。

さらに、1審でブラックリスト関連容疑について無罪だった趙観光相に関しては、「前任者から引き継ぎ、内容について報告を受けている」とし、関連容疑を認めた。