韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第142号(2018.1.12)

●文在寅大統領が年頭記者会見「平昌を南北関係の改善と平和の転機に」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1月10日、大統領府で年頭記者会見を開き、9日に板門店で開催された南北高位級会談に触れ、「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の参加が確定した平昌(ピョンチャン)オリンピック・パラリンピックを『平和オリンピック』として成功させ、南北関係改善と朝鮮半島の平和の転機としなければならない」と強調。南北関係改善と「北朝鮮の核問題」の解決に必要ならば、南北首脳会談も可能と述べた。

韓日「慰安婦」合意への政府方針に関しては、満足できないが「現実的に最善」と述べ、合意は被害者を排除したまま、両政府間で条件を交換する方式自体が間違いだったと指摘。「日本には、問題の真実と正義という原則に立った解決を求める」とし、合意の破棄と再交渉で解決できる問題ではないという考えを示した。

●「平昌を平和オリンピックに」釜山で統一共同応援団の準備始まる

6・15南側委員会釜山本部、積弊清算社会大改革釜山本部などは1月10日、釜山市庁前で南北高位級会談の結果を歓迎する記者会見を開き、「平昌(ピョンチャン)オリンピックを『平和オリンピック』にしなければならない」と表明し、「『平和オリンピック・統一平昌』のために、大規模な統一共同応援団および歓迎団を組織して、釜山市内の各地に統一旗を掲揚する活動を進める」と明らかにした。参加者らは、これを契機に平和定着と南北関係改善を進めるべきと訴えた。

6・15釜山本部関係者は、昨年、江原道で開かれた女子アイスホッケー世界選手権では全国規模で統一応援団が組織されたと述べ、「今までの経験を活かし、釜山市とも連携する方法を追及する」とした。

●26周年を迎えた水曜デモ「韓日合意はゴミ箱へ」

「日本軍性奴隷問題解決のための第1317回水曜デモ」が1月10日、ソウルの日本大使館前で開かれた。

この日で26周年を迎えた水曜デモでは、韓国挺身隊問題対策協議会の尹美香(ユン・ミヒャン)共同代表が9日に発表された韓日「慰安婦」合意に対する政府方針について、韓国政府が10億円を充当するとしたことを評価する一方、「韓日合意が行くべき場所はゴミ箱」と強調。「日本政府の自発的謝罪を期待するのは消極的であり、韓国政府は日本政府に△犯罪認定△公式謝罪△責任者処罰△再発防止を要求する義務がある」と述べた。

発表した声明では、「韓国政府が被害者中心の問題解決を確認したこと」を評価しながらも、「日本政府に法的責任を問わない姿勢は受け入れられない」とした。