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『週刊韓国ニュース』第136号(2017.11.10)

●光化門広場で「トランプ訪韓反対」のキャンドル文化祭

労組や市民社会団体など220をこえる団体で構成された「NOトランプ共同行動」(共同行動)はトランプ大統領が訪韓した11月7日、ソウルの光化門広場で「戦争反対平和実現-国民キャンドル文化祭」を開催し、約5000人の市民が参加した。

文化祭では、韓国進歩連帯の朴錫運・共同代表が「戦争をあおって武器を押し売りし、FTA(自由貿易協定)再協議で私たちの経済主権を奪おうとしているトランプを、国賓で招いたことが恥ずかしい」と語った。参加者らは、大統領府に移動するトランプ大統領の車両に向かって「NOトランプ、NO WAR(トランプ反対、戦争反対)」を叫んだ。

また、共同行動がこの日の午前に大統領府前で開いた記者会見では、韓米日に政策転換を求める「韓米日共同宣言」が発表された。共同宣言には、韓統連などの在日団体や韓米日の市民社会団体などが賛同した。

●国会前で「トランプ国会演説反対集会」開催

トランプ米大統領による11月8日の国会演説に対し、「NOトランプ共同行動」は同日、国会前で「トランプ国会演説反対集会」を開催し、約1000人の市民が集まった。

共同行動は会見文を通じ「平和を求める市民は、暴言をためらわないトランプの国会演説を強力に糾弾する」と訴えた。民主労総の金ウクトン副委員長は「キャンドルで独裁者を追い出した誇らしい大韓民国が、米国の前では小さくなってしまう」と指摘。キャンドルの要求は反戦平和であるとし「文在寅政権は米国に同調してはならない」と述べた。

参加者らは、国会に向かうトランプ大統領の車両に向かって「NOトランプ、NO WAR」を叫び、トランプ大統領が演説を終え国会から出てくるまで抗議行動した。

●進歩政党がトランプ大統領の国会演説を厳しく批判

11月8日のトランプ大統領の国会演説に対し、進歩政党の金鍾大・正義党議員は同日、「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)への敵意をあらわにし、核問題の実用的な解決策もなかった。30分間、反共教育を受けているようだった」と批判。「北朝鮮を『悪』と決めつけ一切の関与を否定したことは、驚きを禁じえない」と述べ、朝鮮半島の危機が高まることを憂慮した。

10月に結党した民衆党もこの日、「脱北者証言レベルの北朝鮮情報と体制批判、力の誇示に終始し生産的な内容がない。数十年間失敗してきた『制裁と圧迫による北朝鮮崩壊論』が繰り返されただけだった」と批判した。同党の金鍾勲、尹鍾五議員はトランプ大統領の国会演説の際、「NO WAR、We want PEACE(戦争反対、平和を望む)」と書かれたプラカードを掲げた。