韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第134号(2017.10.27)

●ソウルでMBC労組のストを支持する「ストライキ・コンサート」

公正放送復活と経営陣退陣を掲げて9月4日からストライキに突入した全国言論労働組合MBC本部はスト開始52日目となる10月25日、ソウル市庁前広場で「ストライキ・コンサート」を開き、組合員や市民ら約7000人が参加した。

コンサートではバンド演奏など多彩な演目が披露される一方、「共に民主党」の朴柱民議員らも舞台に上がりストへの支持を表明。MBC解職記者であり癌で闘病中の李ヨンマ氏もサプライズで登壇し「保守政権の9年間、MBCとKBS放送は独裁者の『太鼓持ち』に転落したが、昨年のキャンドル革命で朴槿恵政権を退陣させた」と述べ、MBC放送文化振興会の高永宙理事長とKBS李仁浩理事長の解任を訴えた。

●全斗煥政権による5・18光州民主化運動の歴史隠ぺいが明らかに

5・18特別調査委員会の李コンリ委員長は10月23日、ソウルの国防省で記者会見し、「調査経過報告」を発表。1980年の5・18民主化運動当時の軍の動向を、全斗煥政権が組織的に隠ぺいしていたことが確認されたと明らかにした。

李委員長は「全斗煥政権時の1985年6月に、国務総理室と国家安全企画部(現、国家情報院)の『80委員会』と称する国家機関によって5・18関連の歴史的事実が歪曲されたものと推定され、その真相を追跡している」と述べ、国家機関が介入して当時の関連資料から軍に不利になる記録を修正・削除させたとしている。

80委員会の存在が明らかになったことで、5・18当時、軍による市民へのヘリコプター射撃と戦闘機出撃待機に関する疑惑の究明も期待される。