韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第130号(2017.9.29)

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●ソウルで10.4宣言10周年の平和統一大会-解決策は平和協定に向けた対話推進

6・15共同宣言実践南側委員会は9月27日、ソウルの光化門広場で「10・4宣言10周年平和統一大会」を開催した。

6・15南側委員会の李昌馥・常任代表議長は「対北制裁政策を推進しながら、北との対話と信頼回復を期待するのは矛盾している」とし、文在寅政権に政策転換を求めた。そして「解決のための唯一の方法は、対北敵視政策を撤回し、朝鮮戦争の平和協定締結など関係正常化に向けた平和対話」と強調した。大会には6・15北側委員会と海外側委員会から連帯辞が送られた。

この日発表された6・15民族共同委員会による共同アピール文では、「10・4宣言の『わが民族同士』の精神に基づき、南北分断を助長する全ての法的、制度的障壁を取り除こう」と訴えた。

●大統領特別補佐官が10・4宣言記念式で講演「危機克服ためには朝米の不信解消」

文正仁・大統領統一外交安保特別補佐官は9月26日、統一省、盧武鉉財団、ソウル市が共催した「10・4宣言10周年記念式」で講演し、朝鮮半島の戦争危機を克服するためには、朝米対話と南北対話が必須であると語った。

文補佐官は現情勢について、米国が準備された軍事行動を考えていると分析し「(1976年に板門店で起こった)『ポプラの木事件』の時よりも深刻」と語った。

危機克服には「朝米間の不信の解消」が必要であり、朝米対話が最も重要と強調。「米国が秘密裏に特使を送り、劇的な妥結が望ましい」と語った。

さらに、文在寅政権が7月に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に軍事会談を提案した際、「米国が大変な不快感を示した」と述べ、ティラーソン米国務長官が康京和・外相に激しく抗議した内幕を明かした。

●白南基農民の1周忌追悼大会

2015年11月の民衆総決起大会で警察の直撃放水を受け、昨年9月に亡くなった白南基農民の1周忌に際して、白南基闘争本部は9月23日、ソウルの光化門広場で「生命・平和の働き手-故白南基農民1周忌追悼大会」を開催し、約3000人が参加した。

大会では、白農民の娘・トラジ氏が「父が亡くなり1年が経過したが、何も解決されていない。ただ李洛淵首相から先日、謝罪の言葉を聞き、家族は苦しい思いを和らげることができた」と述べるとともに、「殺人犯が処罰を受け、警察が『真の人権警察』に生まれ変わるまで関心を持ち続けてほしい」と訴えた。

参加者らは、責任者処罰と再発防止を訴え、文在寅政権に対し遅滞なき積弊清算と社会大改革を求めた。