韓国ニュース バックナンバー

『週刊韓国ニュース』第127号(2017.9.8)

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●環境省がサードの環境影響評価書を承認-国防省がサード追加配備を強行

慶尚北道・星州郡にサード(THAAD、高高度防衛ミサイル)の残り4基を追加配備するため国防省が提出した小規模環境影響評価書について、環境省は9月4日、「条件付き承認」とする内容を国防省に通知したと明らかにした。サードは朴槿恵政権時の4月に2基が先行して奇襲配備されている。

通知内容は、サード配備による環境への影響は大きくないとする一方、周期的な電磁波測定とその結果を公開するなど住民への透明性を提供するよう求めている。

「条件付き承認」を受け、国防省はサード4基を早期配備すると発表。7日早朝には約8000人の警官が現地に動員され、激しく抗議する住民らを強制排除する中、サード配備が強行された。

●MBCとKBSで全面ストライキ突入-経営陣退陣と公正放送求め

全国言論労働組合MBC本部とKBS本部が9月4日の深夜0時を機に、経営陣の退陣と公正放送回復を求め、全面ストライキに突入。午後にはそれぞれ「全面スト出征式」を自社ビル前で開催した。

MBC本部の出征式には約1500人の組合員が参加。チョン・ヨンハ元MBC本部長は「(経営陣の)残忍な拷問に耐え続けた。闘いは終わりに向かっている」と訴えた。KBS本部の出征式にも約1000人の組合員が参加した。KBSの複数労組の1つである「KBS労働組合」も7日から全面ストに突入するとしており、ストには約3700人が参与するとみられる。

一方、裁判所は1日に「不当労働行為」で金ジャンギョムMBC社長に逮捕令状を発布。金社長は5日、雇用労働省に出頭した。

●新たな進歩政党「新民衆政党」が結党

新たな進歩政党「新民衆政党」が9月3日、国会議員会館で結党大会を開催し、約250人の党員が参加した。常任代表に金鍾勲議員、院内代表には尹鍾五議員が推戴(すいたい)された。

同党は結党宣言文を通じ、「『最も有能な政治家は民衆』という歴史の事実を、実際の政治に反映させるための大長征が始まった」と明らかにし、特権や差別に抵抗する全ての民衆の団結した意志に基づくとした。

金常任代表はあいさつで「民衆が主人になる国家をつくるために、渾身(こんしん)の力を傾けよう」と訴えた。大会では△国民主権時代△労働尊重社会△民族自主と中立的な統一国家建設-などの「10大基本政策」を発表した。

新民衆政党は今後、進歩政党の統合を進め、10月15日にソウル市庁前広場で、統合された新たな進歩政党出帆式を開催するとしている。