在日韓国民主統一連合

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最新号 第1248号(14.03.01付)を掲載しました

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民族時報のご案内

民族時報 第1248号(4)

韓統連・韓青など、米大使館前で抗議行動

韓米合同軍事演習の中止求め

  在日韓国民主統一連合(孫亨根議長)、在日韓国青年同盟(文世賢委員長)、在日韓国民主女性会(金知栄会長)、在日韓国人学生協議会(趙暎和会長)の代表 らは、韓米合同軍事演習が始まる二月二十四日、東京の駐日米国大使館前で軍事演習の即時中止を求める抗議行動を展開した。 米国大使館前で妨害する数十人の警察官との交渉の末、大使館の向かい側で抗議行動を展開した後、孫亨根議長が抗議文を朗読して大使館に伝達した。

中央本部と各地域の代表らで構成された抗議団二十五人は一時間にわたって「韓米合同軍事演習を中止せよ」と記した横断幕とプラカードを掲げ、大使館に向 けて「キー・リゾルブ、フォール・イーグルを中止しろ」、「駐韓米軍は撤退しろ」「韓米日軍事同盟化策動を中止しろ」とスローガンを叫んだ。

抗議文では「三年四カ月ぶりに南北離散家族再会事業が金剛山で行われている。南北に分かれた肉親が再会する姿を見て、全民族が涙と喜びを抑えられないで いるこの時、軍事演習の強行は久しぶりに訪れた朝鮮半島のかすかな春の兆しに冷水を浴びせた」と批判した。また「韓米合同軍事演習は朝鮮半島の緊張を極度 に高め、偶発的な衝突が全面戦争に、全面戦争が核戦争に発展する可能性が高い」と警告した。

続いて、オバマ政権に対して対北敵視政策をすみやかに撤回し、北朝鮮との対話を開始することを求め、朝鮮半島の非核化を実現するためには米国が核による威嚇と制裁をやめ、平和協定を締結し駐韓米軍を撤退させなければなければならないと主張した。

また、韓米日三角軍事同盟の危険性を指摘し、米国の覇権主義と日本の軍国主義復活が東アジアの平和を脅かしていると警鐘を鳴らした。

 

 

 


【声明】朴槿恵政権は退陣しろ!

──朴槿恵大統領就任一周年に際して

明日、二月二十五日は朴槿恵大統領の就任一周年となる日だ。しかし、一周年を迎える国民の気持ちは暗たんたるものだといわざるをえない。

公正選挙で選ばれたはずの大統領が実は、国家情報院を中心とする国家機関による不正選挙と政治工作で当選したことが明らかになったからだ。民主主義の根幹を破壊する、あってはならない不法で不当な行為だ。

また朴政権は、福祉政策や経済民主化など、選挙時の公約も財源不足などを理由に、ほとんど破棄してしまい、生活が良くなるかもとの思いから票を投じた庶民の期待も完全に踏みにじった。

さらには公共企業の民営化はしないと公約したにもかかわらず、朴政権は韓国鉄道の民営化を強行、反対する鉄道労組に六千人の警察力を投入して大弾圧を加え、公務員労組や教職員労組に対しても不当な弾圧を続けている。

しかし、朴大統領は選挙不正に関しては「私は知らない、関係ない」をくり返すばかりで、公約など国民の関心事についても口を開かず、国民から「不通」大統領のレッテルを貼られる始末だ。

不正選挙と政治工作の真相究明、責任者処罰、国情院の改革・解体、そして最大の受益者である大統領の責任追及を求める国民の怒りはキャンドルの灯火と なって、この一年間、絶えることなく続いた。民主を破壊し、民生を破綻させ、公約を破棄し、そして独善的な朴政権に対して、ついには退陣を要求する声が宗 教界からあがり国民のなかに燎原の火のごとく広がっている。

追い込まれた朴政権は局面転換を図るとともに、独裁政治と永久執権の維新体制を樹立するために、闘いの先頭に立つ統合進歩党の抹殺を狙い、「内乱陰謀事件」をねつ造し、憲法裁判所に前代未聞の「違憲政党解散審判」を請求するという許しがたい暴挙をはたらいた。

こうした朴政権に対する国民の怒りはもはや頂点に達している。統合進歩党と民主労総、進歩連帯などの市民社会団体は二月二十五日、首都圏と全国広域地域 で二十万人からなる「国民総行動(スト)」を総力で繰り広げ、民主守護・朴政権退陣の声を天を突くほどにとどろかせるとしている。この闘いはさらに広がり 前進するだろう。

四十年にわたり、自主・民主・統一を実現するために奮闘してきた韓統連は、昨日、二月二十三日に開催した中央委員会で朴政権退陣要求を鮮明にした。わた したちは「国民総行動」を全的に支持するとともに、朴政権退陣要求の闘いに全力で連帯、合流していく決意だ。不正選挙で執権し維新体制を目指す政権には、 歴史の峻厳な審判が待っている。

二〇一四年二月二十四日

在日韓国民主統一連合


韓統連第14期第1次中央委員会開く

朴政権退陣を求める

  在日韓国民主統一連合(孫亨根議長)は二月二十三日、都内で第十四期第一次中央委員会を開き、二〇一三年度運動総括案を確認するとともに、二〇一四年度運 動方針案を採択した。中央委員会の後、参加者らは団結の集いを開き、今年の運動方針を全力で遂行していく決意を共有した。

孫議長はあいさつを通して、「大きく動き出した南北関係を祖国の平和と統一につなげていかなければならない」と指摘し、「韓国国内では民衆が生存権をか けて闘っている。我々は維新独裁を復活させた朴槿恵政権に対して退陣要求をつきつけ、国内の闘争に合勢していこう」と訴えた。

 

中央委員会では、▽反戦平和・平和協定締結の世論を高めよう!▽六・一五共同宣言と一〇・四宣言を支持・履行させよう!▽安倍政権に対北朝鮮敵視政策、戦 争政策をやめさせよう!──など六項目の運動総括案を報告。その後、情勢報告が行われ、今後の展望について討論が交わされた。

続いて、▽朴槿恵政権は退陣しろ!▽六・一五共同宣言支持の輪を広げよう!▽米国は平和協定を締結しろ!▽安倍政権の戦争政策に反対しよう!▽三大意識 化運動を推進し、組織を強化しよう!──の五項目からなる二〇一四年度運動方針案と上半期事業計画案が提案され、活発で熱心な討論を経て力強い拍手で採択 された。あわせて特別決議文「韓米合同軍事演習を中止しろ」が採択された。

運動方針を受けて、各団体がそれぞれ決意表明し、朴政権退陣を求めていく決意を全体で共有した。最後に全体でスローガンを唱和し、今次中央委員会を締めくくった。

この後、団結の集いが開かれ、各地方本部と各団体の紹介が行われた。参加者全員は、運動方針に沿って団結し、自主・民主・統一運動を力強く展開することを確認した。

民族時報 第1248号(3)

【論説】動き始めた南北関係

3年4カ月ぶりの離散家族再会行事

凍りついていた南北関係が、離散家族対面を契機に解氷する兆しを見せている。二月二十日から二十五日まで、北の金剛山ホテルで離散家族再会行事が 開かれた。実に三年四カ月ぶりのことだ。六十数年ぶりに再会した南北の家族と親戚が互いに抱きしめあい嗚咽(おえつ)する姿を見て、人々は一日も早く分断 の悲劇を終わらせなければならないと一層切実に思っただろう。

南北は二月十二日と十四日、板門店南側地域の平和の家で二回にわたり高位級会談を開き、合意した三項目の共同報道文を発表した。南側は青瓦台国家安保室 第一次長兼国家安全保障会議事務局長が首席代表、北側は対南政策担当労働党統一戦線部副部長を団長とする代表団が参加した。

報道文では、離散した家族親戚の再会、相互理解と信頼増進のために相手方に対するひぼう中傷を中止、互いの関心事である問題を継続協議して南北関係を発展させるために積極的に努力することにした。また、互いに都合のよい日に高位級会談を開くことで合意した。

南北高位級会談はおよそ七年ぶりであり、朴槿恵政権では初めてだ。南北高位級会談が実現した背景には、北の積極的で確固たる和解・柔軟政策があげられるだろう。

北、相互のひぼう中傷の中止を提案

金正恩第一委員長は今年の新年辞で「南北関係改善のための雰囲気を作ること」を強調し、百害無益なひぼう中傷を終わらせ、これ以上、和解と団結を損なっ てはならないと主張した。続いて国防委員会は一月十六日、「南朝鮮当局に送る重大提案」を通じて▽相互のひぼう中傷を中止▽相互の軍事的敵対行為を中止▽ 核の災難を防ぐための現実的措置を取ることを提案した。次いで国防委は一月二十四日、「南朝鮮当局と諸政党・社会団体、各界各層人民に送る公開書簡」を通 じ「すでに一方的に、相手方に対する刺激やひぼう中傷を全面中止した」と述べ、提案を先に実践していることを明らかにした。

今回の離散家族再会が順調に行われたのは、韓米合同軍事演習が強行される日と離散家族再会行事が重なったもかかわらず、北側が無条件譲歩、南側提案を受け入れたためだった。

南、北に口蹄疫支援実務協議を提案

対北強硬政策を掲げてきた朴政権が南北対話に乗り出した理由が、国民の不正選挙糾弾、公約破棄による生存権破たんで高まる朴政権退陣要求の声を抑え、局面転換を図ったものであることを否定できないだろう。

一方、韓国政府は離散家族再会行事が進行中の二十四日、北で最近発生した口蹄疫と関連し、口蹄疫支援のための当局間実務協議を開くことを北に提案した。 また、大統領就任一周年をむかえた二十五日、談話文を発表して、大統領直属統一準備委を発足すると明らかにした。談話文では、朝鮮半島の統一を準備し、南 北間対話と民間交流の幅を広げ、国民的な統一論議を取りまとめ、具体的な統一朝鮮半島の青写真を作ると明らかにした。また、「朝鮮半島の平和と統一のため の礎を固め、必ずや朝鮮半島の統一が成し遂げられるよう最善を尽くすだろう」と語った。

朴大統領が真に平和統一を望むならば、何よりも先に六・一五共同宣言と一〇・四宣言の履行と実践に対する意志を示さなければならないだろう。また、北に 対する五・二四措置を早急に解除し、南北の広範な民間交流を許容しなければならないだろう。中止された金剛山観光もすみやかに再開しなければならない。北 を標的にした韓米合同軍事演習の中止は先決すべき問題だ。六・一五共同宣言実践南側委員会言論本部は十八日、声明を発表し、南北間相互のひぼう中傷を中止 するために、南北の言論当事者の対話が必要だとして、いち早い言論交流の許可を求めた。

離散家族再会事業が始まった二十日、米国議会調査局(CRS)は『韓米関係報告書』で、韓国政府の対北政策推進と関連して「韓国政府の動きは、対北金融 制裁強化法案など、北朝鮮に対する制裁を拡大しようとする米国議会内の立法努力と衝突する可能性がある」として、南北関係進展と開城工業団地拡大などに反 対する意思を明らかにした。南北関係進展に歯止めををかけようとする米国を警戒しなければならない。

(河民宇記者)


韓統連中央委員会──

各団体代表の決意表明  本紙をご覧下さい。(割愛)


【読書案内】金知栄著『薬山のつつじ』

祖国統一への熱い思いをこめて

 祖国の統一を詠う金知栄詩集『薬山のつつじ』が三月一日、コールサック社から出版された。本詩集は金知栄本紙主筆(民主女性会会長)が自主・民主・統一運動に参加しながら、韓国の民主化と祖国統一を願って書いた詩を一冊の本に綴じたものだ。

全四十七篇の詩が、韓国語と日本語で書かれているバイリンガル詩集だ。「日韓の戦後の歴史の軋みの中でその当事者が、二つの言語を通して、国境を越えて 人間にとって最も重要なことは何かを溢れるような筆致で詩集で結晶させたことは、とても意義深いことだと思われる」(栞(しおり)解説文より)。

著者は、韓国語が分からない若い同胞や日本人にも、詩を通じて祖国統一運動を理解してもらい参加できるようにと願いながら、二つの言語を駆使した詩集を 作った。詩集の題である『薬山のつつじ』には、一日も早く祖国が統一し、北にある寧辺の薬山つつじを、皆で共に見に行こうという著者の、熱い統一への念願 がこめられている。六月初旬、東京で出版記念会が予定されている。

(コールサック社・定価1500円+税 問い合わせは民族時報社まで)


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