在日韓国民主統一連合

〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町3-21 相原ビル4F
℡ 03-3862-6881/fax 03-3862-6882
e-mail:chuo@korea-htr.org

最新号 第1244号(13.12.01付)を掲載しました

[Japanese] [Korean]

次号は十二月十五日に発刊します。
民族時報のご案内

民族時報 第1244号(12)

自主・民主・統一の旗の下に

 

韓統連結成40周年祝賀会、盛大に開催

 自主・民主・統一運動を展開してきた韓統連が結成四十周年を迎え十一月三日、新大阪、ワシントンホテル・プラザで記念大会と祝賀会を開いた。祝賀会には同胞と日本の連帯運動関係者、国内外からの来賓など四百人余りが集まり盛況をなした。 祝賀会では孫亨根議長があいさつし「韓統連の最も大きな目標は統一だ。初心を忘れず、六・一五共同宣言と一〇・四宣言がよみがえり、遠くない日に統一祖国を見ることができるように全力を尽くす」と誓った。

「韓統連四十周年を祝う会」呼びかけ人の渡辺一夫・韓国良心囚を支援する会全国会議代表が祝辞を述べ「朴槿恵政権の時代逆行を絶対に許さない闘争にまい 進することを願う」と激励した。続いて六・一五共同宣言実践日本地域委員会副議長の李東済・祖国平和統一協会会長が連帯あいさつをした。

乾杯のあいさつに立った永久睦子・I女性会議・大阪代表は「『朝鮮の統一』は私たちの悲願」と述べ、在日同胞に対する差別の解消、韓日連帯の強化を強調した。

和気あいあいとした雰囲気の中で「映像で見る自主・民主・統一の歩み」が上映された。七三年の韓統連(韓民統)結成大会、金大中氏救出集会とデモ、国際大会など反独裁民主化運動と自主化運動、六・一五時代の統一運動などで構成した迫力ある映像は参加者を圧倒した。

文化公演は雰囲気を熱く沸き立たせた。韓青と学生協の若さがあふれるサムルノリと律動は、祖国の明るい未来をかいま見させ、華麗な韓服で祝賀会の雰囲気を盛り上げた民主女性会は韓統連四十年の闘争の歴史を詩でつづって朗読し感動を与えた。

韓統連、韓青、I女性会議のメンバーが参加したアンサンブル「『平和・統一・連帯』~統一時代の子供たちに送るメッセージ」は韓統連の統一への熱望をピアノ演奏と歌、朗読、映像で表現し、多大な拍手を受けた。

姜春根副議長の力強い閉会辞の後、参加者全員が共に手に手をとって「ウリエソウォン(私たちの願い)」を歌い、朝鮮半島の統一を願った。

四十周年を祝い、韓国進歩連帯、全国農民会総連盟、六・一五北側委、海外側委、ヨーロッパ地域委など南北海外、日本の団体・人士が連帯辞を寄せ、百近くの団体・人士が祝賀広告に賛同した。


【声明】朴槿恵政権による統合進歩党に対する強制解散策動を阻止しよう

朴槿恵政権は五日、国務会議において統合進歩党(進歩党)に対する解散審判請求案を通過させた。これを受けて、法務部が憲法裁判所に政党解散審判 を請求するとともに進歩党議員に対する議員職喪失決定請求と政党活動停止の仮処分申請も提出した。これは民主主義を破壊する暴挙であり、絶対に許されては ならない。

朴政権が提訴した内容は虚構に過ぎない。法務部の説明によると進歩党の綱領の内容が北朝鮮式の社会主義を目指しているというが、綱領にはそのような記述 は全く見当たらない。また進歩党が北朝鮮の指令に従って活動しているというが、それを証明する証拠はいっさい提示されていない。

今回の暴挙のねらいと背景は何か。まず、これは昨年の国政選挙で朴槿恵候補を厳しく批判した進歩党と李正姫代表に対する政治報復である。さらに大統領選 挙が国情院や国防部など国家機関が関与した不正選挙であった事実が次々と明らかになり、危機に陥った朴政権が進歩党に対する攻撃を極度に強めて、国民の関 心を不正選挙問題のほかに向けさせようとしているのだ。次に朴政権は政権批判勢力、とりわけ進歩勢力を根絶やしにすることで、保守の永久執権を画策してい るが、進歩党はその攻撃の最大の標的となった。今回の暴挙を許すなら、政権の弾圧の矢はすべての進歩的な市民社会団体や労働組合、ひいては改革勢力にも向 けられるだろう。長年の血のにじむ闘争によって勝ち取った民主化の成果が根こそぎ否定されようとしている。すべての進歩勢力と民主勢力は団結して、今回の 暴挙を阻止しなければならない。

朴槿恵大統領は就任から一年にもならないうちに、維新復活政権の本性を露呈した。しかし、われわれは弾圧のいっそうの強化が政権の強さを意味するのではなく、その弱さと危機を意味していることを看過してはならない。

天人共に驚愕する弾圧策動に対して、すでに当事者の進歩党はもちろん、数多くの市民社会団体などが今回の策動を糾弾し、進歩党に対する弾圧を阻止するた めの共同行動に立ち上がっている。憲法裁判所は六カ月以内に審判の結論を出すことになっている。また国会議員活動と政党活動の停止など仮処分の可否決定は より早い時期にも下されると予想される。われわれは、至急にあらゆる方法を駆使して進歩党を死守するための運動を開始しなければならない。

二〇一三年十一月八日

在日韓国民主統一連合


韓統連結成40周年記念大会

闘争の決意新たに

祝賀会に先立ち、同ホテルで記念大会が開かれた。記念大会では民衆儀礼と郭東儀最高顧問のあいさつ、来賓者とメッセージの紹介が行われた。

孫議長は記念演説で「韓統連は四十年間、愛国運動が進むべき道を明確に提示し、先駆的運動を展開してきた。愛国思想と伝統があり、これを生かして発展さ せようとする私たちの献身的努力がある限り、どのような困難も克服して勝利をかち取ることができるだろう」と述べ、保守政権終息のための闘争を力強く推進 しようと語った。

続いて基調報告があり、これを受けて各団体代表が決意表明した。最後に郭元基副議長の閉会辞で記念大会を締めくくった。


『愛国論』完訳版発刊

韓統連結成四十周年を機に

韓統連結成四十周年を契機に故裵東湖先生(韓民統議長、韓民連議長などを歴任、八九年逝去)の著書『愛国論』の日本語完訳版を発刊した。

『愛国論』は七五年に発刊され、愛国運動を理論的、体系的に論じた歴史的文献。今回、孫亨根議長がまえがきを、郭元基副議長があとがきを付し、『愛国論』の意義を強調した。定価八百円。問い合わせ・注文は本社まで。

民族時報 第1244号(11) 次号は1月1日更新

韓統連結成40周年記念大会あいさつ

 孫亨根・韓統連議長

  結成四十周年記念大会に全国から結集された同志の皆さんと共に四十周年を祝賀したいと思います。チュッカハムニダ。一九七三年の八月十五日、韓民統は国内 外で初めて、自主・民主・統一を実現することを目的に結成されました。その歴史的な快挙から今日まで四十年間にわたって韓統連は愛国運動がすすむべき道を 明確に示して先駆的に運動を展開し、祖国統一をめざす国内外の同胞を鼓舞激励する一方、外勢とその手先たちには手痛い打撃を与えてきました。これに対して 守旧勢力は韓統連を壊滅させるためにあらゆる手段を使って弾圧政策を行ってきました。 しかし長い期間、韓統連は厳しい試練にさらされてきましたが、私たちは屈服しませんでした。それどころか今、同志の晴れ晴れとした表情が示すように、韓統連に闘う覚悟が充満していることを、私は頼もしく、また誇りに思います。

結成四十周年の栄光を迎えられるのは何よりも金載華、裵東湖、郭東儀、金政夫という崇高な愛国理念と卓越した指導力をもった歴代議長とそれを支えた活動 家がいたからに違いありません。歴代の議長はじめ指導部に対して尊敬と感謝の言葉を捧げます。また金尚龍先生、李佐永先生、崔哲教先生、金恩澤先生、金佑 植先生、徐浩俊先生、慎忠義先生、金海龍先生はじめこの十年の間に逝去された諸先生や同志たちの業績も大きななものであり、その名をけっして忘れるわけに はいきません。

ここに結集した韓統連、韓青、民主女性会、学生協の活動家の皆さんが日常、それこそ献身的あるいは熱誠的に自主民主統一運動を展開していることが、韓統連の組織と運動を発展させる源であります。同志の皆様に厚く感謝します。

まさに先生方が残してくれた偉大な愛国思想と伝統が、それを生かし発展させようとしている私たちの献身的な努力があるかぎり、韓統連はたとえ、どんな困難に直面しても、それを克服し、勝利を掴むことは間違いありません。

祖国統一を実現するためには六・一五民族共同委員会の役割がきわめて重要であり、この間、韓統連は全力でその一翼を担ってきました。今後も同胞のなかで六・一五共同宣言と一〇・四宣言、すなわち統一を支持する大きな輪を作っていかねばなりません。

朝鮮半島の平和を実現する運動と日本の戦争体制構築に反対する運動は表裏一体のものです。したがって韓日民衆連帯の強化はこれからが正念場であると言えます。四十年間培ってきた連帯の土台を固め、さらにそれを発展させていく決意です。

現在、韓国はまるで民主主義が否定された維新独裁が復活したような厳しい情勢になっています。国情院、国防部など国家機関が介入した大規模な不正選挙で 当選した朴槿恵大統領は選挙公約さえもすべて破棄しました。現政権に対する内外から厳しい批判が高まり、はたしてこの政権にあと四年間も、政権を継続する 資格と能力があるのか、強い疑問が浮上しています。

情勢の表面だけを見ると時代は逆戻りしているようですが、けっしてそうではありません。私たちには長い厳しい闘争を通じて朝鮮半島、あるいは韓国の何が 本質的な問題なのかを、はっきり認識するようになりました。今は分断を維持し、民衆を苦しめている保守勢力や、それを支える米国の正体が次第に明らかにな り、それらに対する本質的な闘争が前進している過程だと言えるでしょう。愛国勢力が団結を強めることができるならば、近いうちに私たちは本当の勝利を掴む ことができるでしょう。結成四十周年を契機に、闘いの突破口をきりひらくという、私たちの地位と役割をもう一度、強く自覚し、保守政権を終息させるための 闘争を一歩前へ力強く推し進める決意です。きっと来年は朴槿恵政権の悪政を絶対許さない怒涛のような闘争が巻き起こることでしょう。

今日の結成四十周年記念大会はとくに直近の十年間の活動と現情勢の基本を確認したうえで、今後の韓統連の基本方向を明らかにするところに目的があります。記念大会を成功させるための同志諸君の熱誠的な参与をお願いする次第です。

今回の記念大会と祝賀会が大阪で開催されるにあたって中央本部の指揮のもとで、大阪本部はじめ全国の同志が奮闘してくれました。厚く感謝しながらあいさつとします。


金泰憲記念文庫開所式

韓統連大阪本部は十一月四日、韓統連四十周年を機に金泰憲記念文庫を開設し、韓統連大阪本部事務所で開所式を行った。

式の冒頭で故金泰憲氏の冥福を祈り、参加者全員が黙祷を捧げた。続いて韓統連大阪本部の金隆司代表委員があいさつで「金泰憲氏の遺志を継承し、その蔵書 が今後、運動を進めるための貴重な資料として活用されることを期待する」と述べ、韓統連中央の孫亨根議長が祝辞を述べた。

金泰憲氏は七四年に韓青生野北支部の再建、八三年には韓民統大阪本部結成に参加。その後、八七年から専従を勤めた。


【祝賀詩】あなたはわが民族の誇り

 ──韓統連結成四十周年を祝して

 金知栄 在日韓国民主女性会会長

独裁に抗する民主化闘争の烽火をあげて
維新反対運動の野火を焚きつけた韓民統

一九七三年八月十五日 日本・東京で
正義の帆をかけて出発したこの日に
進歩と変革の新しい歴史は始まった

歳月は流水のように過ぎ
四十年もの間脇目もふらず
代を継いで闘争の炎を燃やし
ひたすら一つの道を走ってきた
あなた

民主主義回復運動の先鋒となり
維新独裁の肝を冷やした七十年代
反戦・平和・自主化の時代を切り開いた八十年代
南北和解と協力の六・一五時代の礎を築いた九〇年代
自主民主統一運動の道を示して実践した二〇〇〇年代

外勢の手先となり
貧しい庶民の血と汗にじむ国益を献上し
自主権を引き渡し
分断の維持で命脈をつながんとする
権力の横暴で荒れ果てるウリナラを守るため尽くしてきた
あなた

祖国の悲しみと怒りと痛みを
自らのものとして感じ取り
必勝の覚悟で歩んできた長い年月は
逆境を乗り越え 民族と民衆とともに歩んできた旅路であった

祖国愛を全身に満たして
わが民族がみな幸せに暮らせる世の中を
戦争のない平和な世界をめざし
弾圧と懐柔をはねのけ
真っ直ぐな気概と志操で
不屈の意志で
前へ前へと懸命に駆けてきた日々であった

他国の操り人形となった
南の祖国の惨憺たる現実に涙も流した
こみあげる憤りで拳を握りしめながら
デモもした
六・一五時代の主役となり
統一の瑞光を全身で受ける歓喜も味わった
異国の地にも独裁権力の魔の手がのびる
苦難と試練がつきまとう道のりだったが
それは
自ら選んだ誇り高い栄光の道であった

祖国を愛する心
民族をいつくしむ心
心臓が裂けるほど熱いがゆえに
固い意志があるために
幸せな道でもあった

三千里江山にユートピアを夢見て
祖国の素晴らしい未来のために
同胞が仲良く暮らす日を描きつつ歩んできた
愛国の道

そして今
甦った維新独裁の亡霊と勇敢に立ち向かう

揺らぎない信念と団結で
限りない同志愛と
運動に対する誇りと
勝利への確信で
統一祖国の山の頂に向かって走るあなたの
血の涙の闘争は
わが民族の胸に鮮明な記憶として深く刻まれるでしょう

民族時報 第1244号(10)

韓統連結成40周年祝賀あいさつ

日韓連帯の絆さらに強く

 永久睦子 I女性会議・大阪代表、韓統連四十周年を祝う会呼びかけ人

韓統連の四十周年おめでとうございます。
この四十年の日韓連帯運動の歴史をたどれば、七十年代、金大中氏救出運動にはじまり、七八年、大阪では映画「オモニ――怒りは燃える――」の上映運動が 拡がり、「日朝共闘」が結成されました。そして八〇年光州大虐殺から八七年韓国民衆抗争へ、その闘いのドキュメンタリー映画「一九八七年夏、韓国民衆革 命」が、また一巡し、労働組合や市民団体に火をつけていきました。その力が韓国スミダやアジアスワニー労働者支援、「日本軍慰安婦」問題など戦後補償裁判 支援の運動の力となり、環状線デモや断食闘争支援、日韓ジョイントコンサートも開かれました。私たちは日韓連帯運動の中で韓統連と出会い、さらに韓国で 闘って生きる人々との出会いを重ねながら、自らの労働運動や市民運動の質を問い続けました。
「朝鮮の統一」は、私たちにとっても悲願でした。しかし、朝鮮戦争の休戦から六十年の今年、朝鮮半島は一触即発の戦争危機の事態に直面しました。朝鮮の 核実験を口実に、朝鮮の目と鼻の先で米韓合同軍事演習が展開され、朝鮮がまたこれに応戦する構えを見せるなど緊張が高まるなか、休戦協定六十年の七月二十 七日、「朝鮮半島を再び戦場にするな! 朝鮮半島の停戦六十年を平和体制元年に!」 国際シンポや集会、デモが開催され、日本からも平和フォーラムや市民 運動団体の三十七人が参加し、分断の不条理を目の当たりにしました。
安倍政権はすでに、憲法を無視して戦争できる国家体制づくりを着々と進めています。その最大の口実は「朝鮮脅威」ですが、朝鮮半島とアジアの平和にとって、朝鮮の核が本当に脅威なのか、本当は何が一番脅威なのかをよく論議し、反撃に転じねばなりません。
政府の朝鮮敵視政策は、子どもたちに無慈悲に振りかかっています。朝鮮学校への高校無償化からの排除と補助金カットは、形こそ違え、民族学校閉鎖令その ものです。しかし一方、このような非人間的行政や、一部市民による差別排外的示威行動を許さない市民運動が拡がっています。京都朝鮮初級学校前でのヘイト スピーチに対して、京都地裁が「人種差別撤廃条約が禁止する人種差別に該当する」と断じたのは、明らかに私たちの闘いの成果でしょう。
日韓連帯運動には、金大中氏を殺させず、在日韓国政治犯を一人残らず取り返し、韓国スミダやアジアスワニー労働者を元気に帰したという誇らしい歴史があ ります。いま日本にも韓国にも弾圧の嵐が吹き荒れています。韓国では大規模なろうそくデモが繰り返され、労働者が敢然とその先頭に立っているのだと聞きま す。日本でも、反原発、沖縄をはじめ反基地、反弾圧の闘いがあり、苦闘する公務員労働組合に寄り添って闘おうとする民間労働者、市民がいます。韓統連の四 十年を機に、日韓連帯の絆をより固くし共に前進しましょう。


韓統連のさらなる発展と前進を

 渡辺一夫 韓国良心囚を支援する会全国会議代表、韓統連四十周年を祝う会呼びかけ人

韓統連結成四十周年おめでとうございます。自主・民主・統一を掲げ、この四十年韓国の民主化と南北統一運動を全力をあげ取り組んでこられた皆様に心からの敬意と連帯を表明します。
一九七三年八月十五日韓統連は、朴正熙軍事独裁政権の圧政が一段と過酷さをます状況下で、国内外で反独裁民主化、祖国統一の気運が高まるなかで結成され ました。それからの十四年の歳月は、朴正熙、全斗煥、盧泰愚軍事独裁政権の弾圧に抗して、糾弾、抗議、死刑執行阻止、民主化闘争支持、政治犯救援、犠牲者 追悼、日韓連帯、国際連帯の集会、デモ、ハンストを不眠不休で遂行され、運動をくりひろげられてきました。この運動により独裁政権への怒り、そして民主 化、統一運動への共感が日本はもとより国際的にひろがり世論をひきつけました。その原動力となったのが韓統連に結集される皆様の活動であり運動でした。国 内外の運動があいまって韓国の民主抗争は勝利をかちとったのです。
しかし、朝鮮半島はいまだ分断されたままです。六・一五そして一〇・四南北共同宣言が発表され統一への展望がきりひらかれましたが、その後の李明博・朴 槿恵政権によって民主化、統一への道は大きく後退してしまいました。現在大問題となっている国家情報院の大統領選への介入は朴槿恵政権の正当性を問う一大 抗議運動に発展しています。その巻返しが統合進歩党への「内乱陰謀罪」というかっての軍事独裁政権を思わす弾圧です。時代錯誤もはなはだしいといわざるを えません。韓国の進歩陣営、韓統連のみなさんはこのような時代逆行を絶対に許さない戦いに邁進され、さらなる民主化の進展がはかられるものと確信します。
七十年代から八十年代に続発した在日韓国人政治犯の再審が開始され、すでに十六名の無罪が確定しました。拷問による自白は強制されたもので任意性はなく 捜査機関により捏造されたと認定しての無罪判決です。韓国の民主化の進展を示すのが在日韓国人政治犯の再審であり、軍事独裁政権下で引き起こされた民青学 連や人革党事件など数々の事件についての真相調査、再審でいずれも国家による犯罪であったことが明らかにされています。過去の歴史清算に真摯に向き合う韓 国の現状に感銘をおぼえます。しかし、韓統連への「反国家団体」規定は取り消されず旅券発給拒否やいやがらせが続いています。不当な反国家団体規定の取り 消し、国家保安法の廃止を強くもとめていこうではありませんか。
安倍政権のもと日本は戦争のできる国家につき進もうとしています。集団的自衛権の行使容認、秘密保護法、そして九条の改定を目論んでいます。私たちは今 戦後最大の危機に直面しています。この現状をみすえた戦いの構築とともに、朝鮮半島の平和的統一、北東アジアの平和実現のため日韓民衆連帯運動を強化発展 させましょう。
韓統連のさらなる発展前進を願い結成四十周年のお祝いのご挨拶とさせていただきます。


韓統連結成40周年をむかえて

 郭東儀 在日韓国民主統一連合最高顧問

 韓統連を結成してからいつしか四十年の歳月が流れました。
韓統連は、朴正熙軍事独裁が維新独裁体制を宣言し、すべての国民に屈従を強要していた非常に厳しい時期に、民団の自主化・民主化勢力が立ち上がって結成した愛国組織であり、海外同胞運動において権威ある最初の組織の誕生でした。
はじめは韓国民主回腹統一促進国民会議(韓民統)の名称で誕生しましたが、十六年後に情勢の変化により、在日韓国民主統一連合として発展的に改編され、 今日に至りました。韓統連は出帆後、維新政権の苛酷な弾圧を受けましたが、自主・民主・統一の旗を高く掲げ、屈することなく闘ったことで、多大な成果を挙 げました。これは韓統連の大きな誇りです。
反動右翼勢力の反逆的策動により、この間、成し遂げてきた成果が破壊されていますが、国内外の愛国勢力は堅く団結し、第二の民主化、第二の六・一五時代 を必ず切り開いてみせるでしょう。韓統連はこの闘争の先頭に立つだろうと信じています。勝利に向かって、より一層力強く前に闘っていきましょう。

 

 

 

 

 


朝鮮半島の統一を一日も早く

 金政夫 在日韓国民主統一連合常任顧問

統一によって本当の歴史は始まる。
朝鮮半島の分断によって苦しんできたのは朝鮮の人々だけではありません。
日本もまた分断体制に深く加担することによって、人々の生存と生活が脅かされてきたのです。
戦後日本社会は過去の軍国主義と断絶できないままスタートしました。
戦後日本社会の根本矛盾は過去の侵略の歴史を清算しなかったことです。
本当の歴史とは主権者としての国民が平和と民主主義、人権の伸長のために国民皆が力を合せて作っていくものです。
他の国家を傷つける国家は自ら傷つき国民の自由と人権は抑圧されることになるのです。
ヘイト集団による外国人に対する攻撃に無力な戦後民主主義は民主主義の虚像でしかありません。彼らの次の標的は日本社会の弱者、貧しい人々、病人、高齢者や障害者に向かうことでしょう。
彼らは暗い時代の台頭を準備し、到来を予告する黒い鼓笛隊なのです。
反動の攻撃を打ち破り、本当の歴史を始めるためにも朝鮮半島の統一を一日も早く実現しなければなりません。
韓統連と四十年間、日朝、日韓民衆連帯闘争を闘ってきた私たちが、さらに連帯の絆を固め、力強く闘わなければなりません。
今日のこの日が、そうした決意を共有する記念すべき日となることを祈念します。

民族時報 第1244号(8)(9)

【連帯辞】韓統連結成40周年祝賀会

国内外からの連帯あいさつ

韓統連の闘争は運動史に長く輝く

 六・一五共同宣言実践北側委員会

国内外で民族の団結と祖国統一のための同胞の闘いが力強く展開されているこの時期に、結成四十周年を意義深く迎える貴団体のすべての構成員と、「韓統連結成40周年祝賀会」に参加される皆さま方に、心をこめたあいさつを送ります。
在日韓国民主統一連合が歩んできた四十年は、民族最大の念願である祖国統一を一日も早く成し遂げようとするすべての同胞と、心臓の脈動と闘争の歩みを共にし、立ちふさがる試練と難関に真っ向から立ち向かい、統一愛国の一筋で果敢に前進してきた誇り高い日々でした。
一歩ごとにつきまとう内外反統一勢力の苛酷な政治的迫害と弾圧の中でも、民族の志向と念願を大切に心に刻み、反外勢自主化と反独裁民主化、民族の大団結 のために屈することがなく闘ってきた貴団体の変わることないその精神と献身的な闘争の足跡は、民族の祖国統一運動史とともに長く輝くことでしょう。
祖国を統一してすべての同胞が共に集まり暮らすその日を実現するための闘争の道は、決して平坦なものではありません。
南朝鮮で悪名高い「維新」独裁の亡霊がよみがえり、社会的進歩と民主主義、自主統一のための進歩的で愛国的なすべての活動が無惨にじゅうりんされ抹殺されています。
歴史的な南北共同宣言で成し遂げられたすべての貴重な結実は無惨に踏みにじられ、南北間にやっと作られた対話の雰囲気は破たんし、南朝鮮当局の無謀な同族対決騒動と北侵核戦争演習で情勢はまたもや厳しい状況になっています。
現実は、自主と民主、統一の新しい春は決して南朝鮮で「政権」が変わったからといって自然にやって来るものではなく、ただ民族全体の闘争こそがもたらすものだということを、峻厳に指し示しています。
すべての同胞が注目する中で行なわれる貴団体の結成四十周年祝賀会は、民族分断により体験した悲劇的な受難の歴史、忸怩たる恥辱の歴史をなんとしても終 わらせようとする朝鮮民族の屈することない統一への意志と気概を、今一度、国内外に力強く誇示し、愛国愛族の灯火をさらに高く掲げる意義ある契機になるだ ろうと確信します。
六・一五共同宣言実践北側委員会は、貴団体が、今までと同じく今後も、南側の自主化と民主化を実現し、南北共同宣言の旗の下に民族の団結と自主統一を成 し遂げるための愛国活動において、大きな成果を上げるだろうという確固たる期待を表明しながら、改めて結成四十周年を心より熱烈に祝賀します。


韓統連の前途に大いなる成果があらんことを

 全国農民会総連盟、全国女性連帯、韓国進歩連帯、韓国青年連帯

在日韓国民主統一連合が結成四十周年を迎えようとしています。
朴正煕政権によるいわゆる「反国家団体」という汚名を着せられたまま四十年間も弾圧を受け続けながらも、祖国の平和と統一、民主主義実現のために絶えず努力してこられた貴団体に対して、心より祝賀のあいさつを送ります。
韓国社会の民主実現と南北関係改善に後押しされ韓統連の故国訪問と名誉回復に意義深い進展があったにもかかわらず、「反国家団体」規定がそのまま残り、 李明博政権以来、再び議長団の故国訪問が不許可になり会員たちの入国が制限されるなど、弾圧が続いているのは非常に厳しい事態です。
これは、李明博政権と朴槿恵政権が国家保安法の亡霊を復活させ、国民の民主的権利を剥奪し、対決政策で南北関係を破綻させたことと無関係ではありません。
最近、日本の安倍政権が「集団的自衛権」保有を推進し、米国のオバマ政権がこれを積極的に支持するなかで、韓国の朴槿恵政権もまた韓米日同盟強化に拍車 をかけています。朝鮮半島平和体制構築に向けた平和交渉と関係改善のための対話は冷遇したまま、覇権的戦争同盟強化、侵略政策全面化にだけ熱を上げる、こ のような行動によって東北アジアの緊張は激しくなり、民衆の平和的生存権は深刻な脅威を受け、民主的権利実現もやはり遮断されています。
しかし朝鮮半島の平和、自主統一に向けた全ての同胞の努力を遮ることはできず、東北アジアの平和実現のための民衆の連帯闘争もまた、より一層力強く展開されるでしょう。
在日同胞社会の団結を強化して統一熱気を広める牽引車として、韓統連の将来に大いなる成果があることを祈念します。


40年間の業績に心から敬意

 李東済 祖国平和統一協会会長、六・一五共同宣言実践日本地域委員会 副議長

自主・民主・統一の崇高な使命を帯びて結成された韓統連はこの四十年間、あらゆる試練と難関を乗り越えて、民族自主と民主民権そして平和統一のための正義の闘争において、先導的な役割を果たしてきました。
特に貴団体は六・一五自主統一時代に入り、南北海外の統一運動団体との連帯連合をさらに強化し、同胞大衆を六・一五共同宣言と一〇・四宣言を固守・履行するための闘争へと積極的に呼び起こし、我が民族同士の旗のもとに束ねました。
炎のような統一意志と情熱、闘志を抱いて、韓統連がこれまでの四十年間に成し遂げた業績に対して、私は心から敬意を表します。
現在、反統一勢力の策動により私たちの統一偉業がたとえ困難を経験しているとしても、全民族が民族大団結の旗を高く掲げ、統一愛国の力を合わせていけば、祖国統一は必ず成し遂げられるでしょう。
祖国平和統一協会はこれからも韓統連と共に知恵を集め、困難な情勢を打破し、六・一五共同宣言と一〇・四宣言を固守・履行していくために共に闘っていきます。
私は、これからも貴団体が民族的な尊厳と利益を擁護・固守するための闘争において、より大きな勝利の前進を成し遂げるだろうと固く信じています。


祖国統一運動のより大きな成功を

 祖国統一汎民族連合海外本部

自主民主統一の旗を高く掲げ、固い信念をもって四十年の歳月を力強く駆け抜けた韓統連の結成を祝賀して、心より連帯のあいさつを送ります。
ふり返れば韓統連の結成は、海外同胞運動における初めての組織的出発であったと思い起こします。
七十年代初め、維新独裁の亡霊が韓国を覆い、反独裁民主化と祖国統一の機運が国内・海外同胞の間で高まるなか、海外同胞運動の先駆者として出帆しまし た。韓統連が歩いてきた四十年は、七十年代反独裁民主化闘争をはじめ八十年代反外勢民族自主、反戦、反核、平和運動から、九十年代の祖国統一へと発展しま した。
反民主的軍事政権が分断体制に存立基盤を置いている状況において、反独裁民主化闘争は分断を克服する統一促進運動と結びつかざるを得ませんでした。そし て七・四南北共同声明を歴史的背景として出帆した韓統連は、祖国統一運動を主な任務として受け入れました。韓統連は七・四共同声明に基づいた最も公明な祖 国統一方式は連邦制統一だと主張しました。
韓統連は在日同胞の権益擁護に努める一方、海外同胞の民族的団結のために、世界に散在する同胞を団結連合する民主民族統一海外韓国人連合(韓民連)を結成して、海外韓国人運動史に新しい一頁をきり開きました。
また、韓統連は「私たちの民族は一つ」という民族観と「祖国も一つ」という祖国観に基づき、南北を結ぶ架け橋の役割を実践して、歴史的な「第一回八・一 五汎民族大会」の開催とその成功に寄与しました。その成果を土台に、分断史上初めて南と北、海外同胞を網羅した連合戦線体である「祖国統一汎民族連合(汎 民連)」の出帆を主導しました。これとともに韓統連は国際民主勢力との連帯を通じて、韓国民衆の自主・民主・統一運動に広範な国際的支援力量をもたらすこ とに寄与しました。
民族の大団結は自主・民主・統一を実現する基本前提であり基礎です。
汎民連の南北海外三者連帯闘争によってもたらされた六・一五自主統一時代にふさわしく、全ての同胞がわが民族同士の旗の下にさらに固く団結し、民族の団結された力で六・一五自主統一の滔々たる流れが、この地より一層勢いよく流れるようにしなければなりません。
祖国統一の里程標である六・一五南北共同宣言とその実践綱領である一〇・四宣言は、情勢がいくら厳しく複雑でも祖国統一偉業の遂行において、恒久的に掲げなければならない最も正当な指針です。
全ての同胞が堅く団結してこそ、外勢の支配と干渉をはねのけて、民族の自主権を回復し祖国統一の念願を成就できます。
韓統連は愛国の道、統一に向かってさらに力強く前進していくだろうと確信しています。
韓統連結成四十周年を祝賀し、祖国統一運動における更なる成功を願い、同胞愛にあふれた連帯のあいさつを送ります。


韓統連の闘争に支持と声援をおくる

 祖国統一汎民族連合南側本部

海外同胞は異国で暮らす不利な条件と南側政府の無関心に二重三重の苦しみを負ってきました。特に在日同胞が体験したあらゆる差別と蔑視、悲し みと苦痛を、いかにして言葉にあらわせるものでしょうか! その多くの逆境の中でも、四十年の歳月をひたすら祖国の民主化と自主統一を実現するために、険 しいいばらの道を切り開いてきた韓統連の全ての構成員の労苦に、心より尊敬と感謝のあいさつを申し上げます。
韓統連は過去四十年間、歴代独裁政権の苛酷な弾圧にもかかわらず、不屈の闘争精神と勝利に対する確固たる信念を持って反独裁民主化闘争、祖国統一運動を 率先して粘り強く展開してきました。また九十年代の汎民連結成に主導的に参加することによって、海外同胞が祖国統一の堂々たる主体として参加できるように しました。南・北・海外が統一運動で三者連帯を実現し、民族の自主統一運動を全民族的な運動へと発展させるにあたり、韓統連は先駆者的役割を担ってきまし た。
このように韓統連の闘争は、海外同胞にとって自主統一愛国の灯になり、六・一五自主統一時代を迎える基礎になりました。韓統連が統一への道に捧げてきた愛国の闘魂は、祖国の青史に長く輝き、民族の胸の中に永遠に息づいていくでしょう。
今、わが民族は、祖国の半島から戦争の危険を完全に除去して米国を追い出すための、最後の大決戦を繰り広げています。米国との最後の決戦で勝利者となる ために、新しい民族史をひらく祖国統一の大事変を迎えるために、歴史的な六・一五共同宣言で明らかにされた「わが民族同士」の旗をより一層高く掲げて進ま なければなりません。「わが民族同士」力を合わせれば、平和も、自主も、統一も解決できないことなどありません。民族の皆の団結された力で、戦争と分断の 時代を終わらせ、平和と統一、民族繁栄の新しい時代をきり開かなければなりません。
国と民族が歩んできた道で、二〇一三年ほど激変の時期はありませんでした。今日、私たちは今まで以上に前進と奮発、革新と団結、強固な闘争を誓わなけれ ばなりません。禍を福に変える大転換の思索と民族幹部としての実践的姿勢を、さらに頑丈なものにしていかなければなりません。
汎民連南側本部は過去の歳月、反統一勢力のあらゆる弾圧にも屈することなく、南・北・海外三者連帯を強化して、南北共同宣言履行と民族団結実現のため に、統一運動の最先鋒として闘ってきました。今は一時的な試練を経ていますが、どのような難関と困難も、楽観と勇気で打ち勝ち、なんとしても米国をこの地 から追い出して、祖国の自主統一偉業を成就するでしょう。暴力と弾圧でなくなるような汎民連運動であったならば、やり始めることはなかったでしょう。過去 の二十年、堅固に守り続けた汎民連三者連帯運動と民族自主民族大団結の旗を、必ず死守します。
汎民連南側本部は、韓統連結成四十周年を契機に、組織の飛躍的発展と強化を成し遂げ合法化するための韓統連の闘争に、全面的支持と声援を送ります。
最後にもう一度、韓統連結成四十周年を心よりお祝い申し上げます。


統一運動に新たな飛躍を

 祖国統一汎民族連合在日朝鮮人本部

在日韓国民主統一連合四十周年を迎え、熱烈に祝賀のあいさつを送り、韓統連四十周年祝賀会に参席した皆さま方に、熱い同胞愛の連帯あいさつを送ります。
韓統連の四十年の歴史は、歴代反動政権の繰り返される弾圧策動をはねのけ、南の地の反ファッショ民主化と自主統一実現のために果敢に闘ってきた不屈の歴史です。
これは海外同胞運動の歴史に長く記憶されるべき光り輝く足跡です。
今日、韓統連は、南北のすべての民族の自主統一勢力が六・一五共同宣言と一〇・四宣言履行のための誇り高い闘争の前線でともに闘う隊伍として、国内外同胞の熱烈な支持と連帯を受ける頼もしい統一勢力となっています。
汎民連在日朝鮮人本部に網羅された私たちは、韓統連が四十年の長い期間にわたり誇示してきた闘争の姿に大きく鼓舞されており、ともに闘う頼もしい友となったことを、もっとも誇らしく思っています。
これからも韓統連の皆さま方が、自主統一の旗の下、六・一五時代をさらに発展前進させていく統一運動で新たな飛躍を成し遂げることを願い、ともに努力することを決意しながら、皆さま方の健康を祈ります。


韓統連は海外運動の誇りであり矜持

 祖国統一汎民族連合在米本部

在日韓国民主統一連合結成四十周年を迎えて、汎民連在米本部は孫亨根議長をはじめとする韓統連同志たちに最も熱烈な祝賀と熱い連帯のあいさつを送ります。
歴代政権による数多の弾圧のなかでも、自主統一の信念をもって四十年の歳月を一貫して駆け抜けた韓統連は、私たち海外運動の誇りであり矜持です。朴正煕 維新軍事独裁に対抗して決然と組織された韓統連は、韓国民主化運動の象徴的存在として維新の終末をもたらすうえで決定的役割を果たし、その後も自主統一の 先鋒に立って歴史と時代の使命を快く受け入れ、海外運動の求心力の役割を担いました。九十年代汎民連、二〇〇〇年代六・一五委員会の組織と活動において、 韓統連同志たちが見せたその献身的な苦労に対して、私たちは限りない感謝で胸が一杯です。
また創立以後、今日に至るまで反国家団体の烙印のなかであらゆる受難を余儀なくされ、日本国内の民族差別と生活難にも関わらず民族的権利をかち取るため に孤軍奮闘し、勝利に対する楽観的精神を失わない韓統連同志たちの情熱的な姿は、常に私たちに大きな力と勇気を与えてくれました。たとえ遠く離れて生活し ていても、愛国愛族の一貫した気持ちで同苦同楽しているだけに、今日の韓統連結成四十周年の慶事はあたかも私たち汎民連在米本部の慶事のように感じられま す。
今日はこのように喜ばしい日ではありますが、私たちは実に厳しい歴史の中心に再び立っています。醜悪な維新の亡霊が再び生き返り、民主主義の軌跡は消え さろうとし、自主と統一が深刻な脅威を受けるなかで、貪欲と分裂、事大が幅をきかす世の中になりつつあります。前進か隷属かという歴史の問いの前で、反統 一・事大売国勢力の策動を阻止して民族繁栄と平和の新時代を切り開くために、民族大団結を武器に六・一五自主統一時代を切り開くための闘争により一層まい 進しなければなりません。
維新独裁に抗して結成された韓統連が結成四十周年を迎えることになるのは、様々な面で多くの意味を示唆しています。韓統連結成四十周年を盛大に記念する ことを契機に、新たな民族大団結の決意を結集させ、自主・民主・統一に向けた大反撃の信号弾になることを期待しながら、私たち汎民連在米本部も韓統連同志 といつでも、どのような場所でも常にともにいることをお約束します。
改めて韓統連四十周年を祝賀するとともに、汎民連在米本部は今日の栄光があるまで海外運動の指導者として一生を愛国愛族運動に捧げられた故裵東湖先生、 そして郭東儀最高顧問をはじめとするあらゆる先輩方と組織の幹部役員、同志の皆さんの犠牲と献身的な労苦に対して心から敬意を表し、韓統連が進む道に栄光 と限りない発展があることを切に願います。
在日韓国民主統一連合 万歳!


韓統連は海外統一運動団体の鑑

 祖国統一汎民族連合カナダ地域本部

祖国の自主的平和統一のために絶えず闘争する貴団体の結成四十周年を心より祝賀いたします。
外勢によって分断された祖国の統一のための長い闘争の先頭で、いささかも変わることなく堂々と歩き続ける貴団体は、私たち海外統一運動団体の手本になっています。
過去の内外統一運動で得た成果によって南と北の関係が平和的な対話の関係に進んでいる時、不正な方法で登場した極右親米反統一政権による統一運動に対する 弾圧を端緒に、南と北の関係が緊張した対決関係へと悪化しつつある現実を見ながら、貴団体をはじめとする統一運動団体のより積極的な闘争が要請されている ことを共感する次第です。
日本という地域的な条件と南側政府の弾圧を勘案する時、貴団体の活動の困難がどれほど大きいものであるかということは、私たち皆がよく知っている現実で す。しかしそのような環境を乗り越えて、どの団体よりも最前線で、最も積極的に闘争を繰り広げている貴団体の姿は、私たち海外統一運動団体にとって大きな 力になっています。
「韓統連結成四十周年祝賀会」が盛大に開催されることを遠方より祈念しながら、今後も苦労のある闘争で海外統一運動団体の先頭に立たれて堂々と歩いてい かれるだろうと信じて、私たちも微力ではありますが、力を合わせて内外統一運動団体と肩を並べて力強く歩むことを誓います。
改めて韓統連結成四十周年を心より祝賀します。


韓統連40周年におくる祝賀メッセージ

 六・一五共同宣言実践欧州地域委員会、祖国統一汎民族連合欧州地域本部、在ドイツ同胞協力会

私たちすべての同胞の願いである祖国の自主的平和統一と韓国の真の民主主義のために奮闘し、逆境の道を不屈の意志と不変の志向で、四十年の歳月を変わることなく駆け抜けた韓統連の結成四十周年を熱烈に祝賀し、心より歓迎する連帯のあいさつを送ります。
在日韓国民主統一連合!
六十八年の祖国分断の歴史と民族分裂の悲劇が海外のどの地域よりも先鋭な現場である日本の地で、祖国が一つになるために、民族の和解と団結のために、軍 事独裁政権が蹂躪する民主主義の抹殺に対抗して力強く闘争してきた正義の「一四六〇〇」日という四十年の年輪、軍事独裁政権が振りかざす殺人的な弾圧によ る耐えがたい受難と試練の波風を勝ち抜いた誇らしい韓統連の闘争史を通して、不正に妥協せず懐柔、脅迫、分離策動を断固としてはね除け、統一祖国と民族の 輝かしい富強繁栄を全同胞と全世界に宣布した「六・一五共同宣言」と「一〇・四宣言」を実践・実行するにおいて、中枢的役割と重大な使命を遂行している韓 統連のすべての組織構成員の情熱と労苦に力強い激励の拍手を送ります。
そうです。
正義と真理を探し求める一つの心、一つの思いで団結した「韓・統・連」という組織団体があったからこそ、筆舌に尽くしがたい狂乱的弾圧をくい止める求心 点があったからこそ、その劣悪な生活的苦難と精神的苦痛を勝ち抜き、祖国の自主的平和統一は一%のために存在する独裁政権ではなく、九十九%のために存在 する民主政府だけが成し遂げることができるという歴史弁証の鉄則を、海外「六・一五統一同胞」の誰もが痛感するなか、韓統連四十周年の存在意義をもう一度 胸に刻んで、どのような荒波にも屈することなく前に進もうという誓いを立てるものです。
わが民族同士という六・一五統一時代を悪らつで狡猾に反対し、外勢の北侵策動に命綱をかけてきた親日親米反統一反民族勢力のあがきのような策動も、私た ち全同胞の一貫した指向である自主、平和統一、民族大団結をわが民族の運命であると明らかにし、全世界の正義の日差しで輝かしい真理と愛の太陽によって、 悪の世紀と暗黒の幽霊時代は歴史の後方へと永遠に消えさろうとしています。
そうです。
極めて悪らつな苦労と試練の末に、すべての同胞の前には輝かしい富強繁栄の時代が幕を開けようとしているのです。この栄光と祝福の大河に四十年もの間、 純情・純潔の血と汗を惜しみなく流した韓統連の自負心は、私たち海外「六・一五統一同胞」の自負心といっても過言ではありません。
栄光と祝福の勝利の頂きを目前にしながら、内外の大きな期待と関心のなかで、盛大に開かれる韓統連結成四十周年記念行事が成功裏に終わることはもちろん、内外同胞に大きな信念と勇気をあたえるような誇り高く意義深い行事になることをともに祈念しお祝いします。


先駆者としてより大きな成果を

 李鍾現 韓民族欧州連帯常任諮問委員

こんにちは。ここドイツから、韓民族ヨーロッパ連帯の名で四十周年を迎える韓統連へ、謹んでお祝いのごあいさつを送ります。
韓統連は韓民統を継承し、いつしか四十年の歴史を持つようになった先駆的海外運動の中心的役割を担ってきました。一九七〇年代中盤に民主民族統一韓国人連合(韓民連)を結成し、祖国の民主化と統一運動を積極的に牽引してきたことに、私たちは謹んで感謝の意を表わします。
四十年という長い闘争を経てきましたが、今こそ新しい覚悟で再び臨む時がきました。同族を敵とみなす朴槿恵政権を、私たちは決して座視できなくなりました。
同族という言葉さえ出れば従北と烙印する惨憺たる韓国の現実は、六十年以上の間、アメリカ帝国主義の水に浸かりつづけた従米事大主義者たちが増長してい るからであり、彼らと共に国家情報院の大統領選挙介入で政権を掌握した朴槿恵政権は、すでに維新の刀を引っさげて公安弾圧に狂奔しています。
不正選挙の元凶である国情院が大統領選挙に介入したこの事実一つだけでも、この政権は正常な民主主義国家ではありえないと、当然に糾弾されなければならないでしょう。
私たちは南北両首脳が合意した六・一五と一〇・四南北共同宣言を実行するように積極的に努力し、自主・民主・統一運動を追求する韓統連と連帯して、維新の亡霊である朴政権を退治するようまい進するでしょう。
四十周年を迎えた韓統連がより一層勢いを増し、海外運動の先駆者として、民族の平和、統一を成し遂げるための活動に大きな成果があることを心より祈ります。


韓統連40周年を熱烈に祝賀します

 カン・モセ(姜盛来) 牧師、米国東南部地域の韓統連を支持する有志懇談会代表

韓統連四十周年を熱烈にお祝いします。
米国の東南部地域の韓国人を代表して、この間、貴団体が高く掲げてきた自主・民主・統一の正統性と正当性に対して、深い尊敬の気持ちで同士的連帯の挨拶 を送ります。四十年前、金大中氏拉致事件が契機となり東京で発足した韓統連は、忘れ去られていた民族の魂を正しく受け継ぎ、祖国の進むべき道を苦悩する純 粋な一念で創立されました。その創立に若い時期に青春を捧げて参与した一人として、今日このように祝辞を送ることになり、とても感慨無量です。
ほんとうに、民族の自主と平和的統一を前進させる道がどれほど険しく困難な道なのか、多くの先駆者が歩き、その精神を受け継ぎながら、私たちは歩いてき ましたが、今、次の世代へ引き渡そうとする重要な時に、私たちは立っています。今日のこの場がこの間の運動の歴史を振り返りながら、新しい気持ちで目標を 成し遂げるための誓いと連帯の場となることを信じています。
天の摂理と深い真理を成す中で、この間、積み上げてきたすべての努力が今、一つも地に落ちることなく、神に伝えられるよう心より祈ります。
今四十周年を契機に、新しい段階の闘争に入っていく私たちは、愛国愛族の旗の下に固く団結し進まなければなりません。すべての川の水は海へと流れていく ように、すべての善良な意思を集め、その意思を成し遂げる共同体として新しい力を得て、これから前進しなければならないでしょう。
韓統連の伝統を固く守り、すべての逼迫と抑圧を退け、堂々とした正義の代表として立つ姿を私たちはすでに見ています。この闘争の最終目標は私たちの位相の回復ではなく、それを始まりとする勝利にあることを確信します。
私たちの未来を妨げるすべての悪い要素は正義の法によりおさめられ、民族の真の回復と自主・民主・統一の旗が白頭山から漢拏山まで高くはためく時まで、私たちの前進は代を継いで継続することでしょう。
私たちの旗はまだ降ろしていないことを、ここにもう一度明らかにしておきます。
韓統連が海外の韓国人組織を代表し最終の走者として、大きな仕事を成し遂げるでしょう。そして必ず勝利を得ると確信します。


韓統連40周年を心より祝賀します

鄭己烈 中国清華大招聘教授、立教大客員教授、「第四言論」責任主筆

まずこの意義深い歴史的な場に参加できるようにしてくれた韓統連の同志に深い感謝と祝賀、激励の挨拶を送ります。韓統連四十周年の祝賀の場に招待されたことを光栄に思うからです。
同時に私は今日、私たちと場を共にすることができない南北海外の統一運動の同志の心からの激励、連帯、協力の挨拶もまた代わりに伝えたいのです。
彼ら彼女らは今日、たとえ私のように皆さんと場を共にすることができなくても、その意思と真心と思いは、今日の場を盛大に準備し組織した皆さんと共にあると信じるからです。
南北そして地球上のあちこちで、自主統一運動の道を共に歩むすべての同士もまた、今日の私のように、この歴史的で意義深い場に直接参加できることを心から願っていると信じるからです。
韓統連の四十年の歴史は、近代の人類史、反帝自主民族民主民衆解放闘争史において、その前例を探すのが難しい我が民族の偉大な自主統一運動、特に「南北 海外三者連帯運動」の「海外運動の長兄」格である日本地域での一方の軸を立派に担ってきた歴史だとまず定義しなければなりません。
同時にその歴史は外勢が強制した事大分断構図の中で、選択の余地なく分かれて活動せざるを得なかった在日同胞運動の特殊な環境の下で、全体民族運動から 韓統連運動に任された歴史の一方の車輪を、すなわち在日同胞運動の一方の軸を、分断外勢の悪魔化、弾圧、懐柔、抑圧、制裁策動にも屈することなく、四十年 という長い歳月を黙々と担い甘受し、立派に守り抜いた、我が民族の偉大な一つの反帝自主民主統一闘争の歴史だったと定義できるでしょう。
従って韓統連が苦しくも、しかし堂々と歩んできた四十年の運動の歴史は、海外統一運動史のそのどこにも前例を探すのが難しい、一つの偉大な新しい創造物だとも定義できるでしょう。
そして植民地時代の民族差別と抑圧が依然として残っているのはもちろん、過酷な事大分断構図により、終わりのない弾圧、制約、不利益、分裂策動が止まず にいる寂寞とした日本の地で、分断祖国の自主的平和統一と南の同胞の真の民主、解放のために、民族史が与えた環境と立場の在日同胞を絶え間なく意識化、組 織化し、統一運動を大きく開花させた韓統連の偉大な自主統一運動の歴史を、我が同胞の全体民族運動は決して忘れないでしょう。
私は自主・民主・統一運動全体の歴史で、特に韓統連が「南北海外三者連帯運動」を大きく開花させるために四十年間、全力を尽くし、耐えなければならなかったすべての犠牲と献身、役割、苦労を全体我が民族運動史は決して忘れないだろうと信じます。
事大分断構図において分裂していた在日同胞社会に四十年前、韓統連組織を生み出し各界各層の同胞大衆の中に深く根をおろした初期から、運動と組織の大綱 と礎石を築き、組織建設で初期に決定定期な役割を果たされた尊敬する初代議長の裵東湖先生をはじめ、以後四十年の運動の歴史を率いてこられた尊敬する郭東 儀最高顧問、金政夫常任顧問、そして現在の孫亨根議長とすべての先輩、同輩、後輩の同志に、この機会を借りてもう一度心からの尊敬と感謝、祝賀の挨拶を送 ります。
遠くない将来に具体的な現実として大きく花開く自主・民主・統一の栄光のその日まで、四十年そうであったように、これからも休むことなく走り続ける韓統連の未来に、大きな発展と栄光があることを心から願いながら祝辞とします。
ありがとうございます。


祝賀会参加者の感想

歴史を創るのは民衆だ

 I女性会議・永久教子氏

韓統連結成40周年祝賀会で、会場スクリーンに映し出された「結成40年の歴史」。それを観て、あらためて確認した。金大中氏を死刑台から奪 還し、光州市民の闘いをはじめ民主化運動を海外に知らしめ、南北統一のため民族大団結を力強く担ってきた韓統連の皆さんの闘いが、2000年6月15日 の、あの感動的な南北首脳の握手につながったことを。
今年7月、朝鮮戦争停戦60周年に平和協定締結を求める国際連帯行動に大阪からの訪韓団に加わった。龍山在韓米軍基地前に向けてデモをし、シュプレヒ コールをあげながら、民族の自主、民主、平和、統一を求めて、倒れても起ち上がって闘い続けてきた韓国民衆の姿を想い起こし、胸にこみ上げるものがあっ た。そして、祖国の地を踏めないなかにあっても、韓国の人びとと私たち日本人を絶えずつないで共に闘ってきた韓統連の皆さんの姿がそこに重なった。
いま、この国では「特定秘密保護法」によって、いのちや暮らしを守り、平和を求める運動が窒息させられようとしている。アメリカに追随していつでも戦争 できる国づくりが力ずくで進められている。けれども、歴史を創るのは民衆であるはずだ。日本人として、今こそ前を向いて行動しなければならない―。たゆま ず日韓連帯運動を牽引し続けてきた人びとが集う40周年祝賀会で、アンサンブルに出演し、在日二世が三世の子どもたちに贈る詩『統一時代の子どもたちへ』 を朗読させていただくことで、その決意をさらに強くした。


歴史の大道を同志と共に進む

 韓統連兵庫・崔孝行代表

「さようなら おれの子どもたち さようなら 虜となって行く小さな朝鮮の同志たち」。40周年祝賀会で韓統連の同志たちが上演したアンサン ブルの中で朗読された詩の一節が今も耳に残る。米国・GHQと日本政府の弾圧により閉鎖に追い込まれる民族学校の教壇に立つ詩人の叫びは「4年間しか母国 語を習う自由をあたえられなかった子どもたち」に向けたと同時に民族と民族の未来に向けての叫びだった。そして1973年、国内外同胞の全ての期待を担い 韓統連は出帆した。闘わなければ民族の命運が尽きる切迫した時代状況で、我々は朴正熙、全斗煥の歴代軍事独裁と闘い勝利し、自主・民主・統一の旗の下、勝 利と団結の40年を向かえた。その歴史は、献身としか表現できない多くの同志の血と汗により、まぎれもなく光り輝く40年だ。
しかし一方で、朴槿恵政権による統合進歩党に対する「内乱陰謀」捏造や政党解散の弾圧をはじめ「売国が愛国を『断罪』して背族が愛族を『裁判』する」 (『愛国論』)現実が我々の眼前にあり、祖国分断を強要し戦争危機を煽る米国の存在は変わっていない。分断イデオロギーの下では健全な民主主義は成立でき ない。韓統連の目標は、祖国の近現代史の矛盾を清算し民族自主を我が手に取り戻し、祖国統一を実現することだ。この歴史の大道を朴槿恵政権ごときが阻むこ とは出来ない。我々はこれ以上待ちもしないし退きもしない。私も国内外全ての同志と共に進む決意だ。


韓統連四十周年祝賀会に参加して

 民主女性会・薛英子会員

民主女性会会員として、あふれる尊敬と感謝の心でつづられた詩の朗読を無事に成し遂げる事ばかりに緊張していた。
しかし、韓民統結成から四十年間を集大成したビデオ上映を見ながら気付いた。金大中氏救出大会に始まって、どんな場面にも同じ事に激怒し、共に闘い、時には歓喜の渦の中にも、確かに私はいた。
青年の先頭に立って運動していた夫と出会い結婚して、二人の子供を育ててきた四十年でもあった。本名のみで届け出た娘の出生届を受理した市役所員が「日 本名無いのですか。虐められますよ」と言い放った時、『韓国人は虐められる』と言い切るこの日本は何なのだ! と怒りを感じ、日々の生活の中で思い知る理 不尽に遭遇する毎に、負ける事なく顔を上げて生きて来た。
しかし個人で解決できる事は個々の幸せだけを追求する狭い社会の範囲に限られる。後に女性会の盟員となり、祖国と在日の視野で韓国人としての幸せを追い求めて来た。それは統一された成熟した祖国を勝ち取る事だと確信するに至った。
祝賀会に集った大勢の同志達。祖国を想い統一を願う熱い感情があふれ続けている事を確認し合った時間だったと思う。


愛国・愛族の精神を継承し、これからも闘い続ける

 韓青大阪・李俊一委員長

今回の韓統連四十周年記念祝賀会には、現地実行委員会の一員として、準備過程から携わらせていただきました。歴史的な行事だけあって、その重圧は相当のものでしたし、祝賀会が無事大成功に終わった時は、成功の喜びよりも安堵の思いが勝っていたのが正直なところです。
私が韓青の門を叩いたのが二〇〇一年。六・一五共同宣言の翌年です。二年後に本部常任委員になり、先輩に誘われるがままに二〇〇四年の故国訪問団に参加 しました。「韓統連」を意識したのは、その場が初めてであり、祖国の地に足を踏み入れ、涙を流す韓統連の先輩方の姿を見て、なにも知らず参加した自分がと ても気恥ずかしく、場違いな印象を持ったことをよく覚えています。
あれから九年。四十周年は大阪の地で迎えることとなりました。九年前には感じることができなかった歴史の重みを、今回は実感しました。
韓統連の歴史は、ファッショ軍事独裁政権との対決から始まった、闘争の歴史です。そしてそれは、民族のため、祖国のため、となりにいる在日同胞のため に、その人生を捧げてきた人たちの歴史でもあります。今回、記録DVDやアンサンブルを通じて、韓統連の歩みを振り返っていくことができました。過酷な情 勢の中において、なぜ韓統連は40年もの間まっすぐに愛国運動を続けていくことができたのか。それは、闘争の力の源が祖国愛・同胞愛であったからだと思い ます。今回参加された先輩方の姿に、そのような「闘争の年輪」を感じました。
今回、完訳版が出版されました「愛国論」の一節に、こんな文言がありました。「それ(愛国)は数百年、数千年のあいだ、それぞれの国の民衆の中でめばえ 培われた、自分の祖国に対する清らかな憧憬と美しい思慕と想念の意識化された表現である」。愛する者のために、愛する者が生きていく祖国のために闘うこと こそが、人間の生き方の中で最も高く、美しいものであるということを、今回まさに感じることができました。そのような韓統連であるからこそ、このように厳 しい情勢の中でも、立派な祝賀会を開催することができたのだと思います。今回の祝賀会では、在日同胞はもちろんのこと、たくさんの日本人の方々もお越しい ただき、暖かい祝辞を頂きました。厳しい時代にも関わらず、いえ、むしろ厳しい時代であるからこそ、正義と愛に生きる韓統連は、人々にとって希望の灯とな るのだと、改めて実感しました。
私たちは、そのような先輩方の闘争を、いかに継承していくのか? 今回の四十周年は、そのようなテーマをわたしたち韓青に突きつけてきたものと感じてい ます。運動の継承とは、生き方を引き継ぐことです。私たちの祖国では、いままさに維新独裁が復活し、民主主義が奪われようとしています。私たちは、韓統連 運動の先鋒隊として愛国・愛族の精神を継承し、祖国の自主・民主・統一に向け、これからも力強く闘っていきたいと思います。歴史的な四十周年に携わらせて いただき、カムサハムニダ。


Comments are closed.

Proudly powered by WordPress. Theme developed with WordPress Theme Generator.
Copyright © 韓統連Back_number. All rights reserved.