在日韓国民主統一連合

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更新日:2013年2月25日(月)

最新号 第1235号(13.02.15付)を掲載しました

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民族時報のご案内

韓統連、第14期代議員大会開く(2013.02)

反戦平和・平和協定の締結を

 韓統連は二月三日、都内で第十四期代議員大会を開き、二〇一二年度運動総括案を承認した。運動総括では①反保守大連合で李明博・ハンナラ党政権を退陣させ、進歩的政権交代を実現しよう、など五項目を確認した。

北朝鮮の人工衛星打ち上げに関する国連安保理の対北制裁決議に反発して北朝鮮が核実験の実施を明言するなど、朝鮮半島情勢が緊迫するなか、在日韓国民主 統一連合(韓統連 孫亨根議長)は二月三日、都内で第十四期代議員大会を開き、二〇一三年度運動方針を採択した。会場には、各地から韓統連、韓青、民主女 性会、学生協で配定された代議員らが参加した。

孫議長はあいさつで、「現在、朝鮮半島は戦争か平和かの瀬戸際に立たされている」と指摘し、「米オバマ政権は対北敵視政策を放棄し、朝米対話を通して停 戦協定を平和協定に変えなければならない」と強調した。そのうえで、孫議長は「朝鮮半島で戦争を防ぎ、平和を実現するために、平和協定締結の世論を高めて いこう」と訴えた。

この後、郭東儀最高顧問が「われわれが決意と覚悟を持って闘えば、必ず朝鮮半島の平和と統一が実現できる。今後も一層団結して闘おう」とあいさつした。

大会では、二〇一二年度運動総括案と財政報告を承認した後、①反戦・平和協定締結の世論を高めよう②六・一五共同宣言と一〇・四宣言を支持・履行させよ う③安倍政権に対北朝鮮敵視政策、戦争政策をやめさせよう④在日同胞社会の健全な発展をめざそう⑤組織を強化するなかで韓統連結成四十周年記念行事を迎え よう――の五項目を盛り込んだ運動方針案と年間事業計画案、予算案を活発な討論を経て、満場一致で採択した。

 

 

 

  現執行部の総辞職の後、役員選出に入り、新議長に孫前議長が選出された。副議長には郭元基、姜春根、宋世一(事務総長兼任)前副議長が再選したほか、朴南 仁前副事務総長が新たに選出された。また郭東儀最高顧問(終身顧問)や金政夫常任顧問、郭永文前顧問、郭秀鎬前顧問がそれぞれ同顧問に推たいされ、監査委 員長には孫京煥前監査委員が選出された。

孫新議長は就任あいさつを通して、「停戦協定六十周年の今年、反戦平和・平和協定の締結に向けた運動を積極的に展開することが、韓統連の中心的な運動課題だ。一致団結して闘おう」と訴えた。

韓青、学生協、民主女性会、韓統連の代表が決意表明した後、参加者らは▼停戦協定六十周年・平和協定締結の声を高めよう▼六・一五共同宣言を履行し、平 和と統一を実現しよう▼統一と団結を一層強化し、韓統連結成四十周年を輝かせよう、との三つのスローガンを唱和、閉会した。

大会後、参加者らは団結の集いを開き、方針完遂の決意を新たにした。


韓統連2012年度運動総括(略)(2013.02)

一、反保守大連合で李明博・ハンナラ党政権を退陣させ、進歩的政権交代を実現しよう。

(略)

在外選挙だけで言うと総選挙の投票結果は、いわゆる永住権者が投票できる比例代表選挙では、セヌリ党が二万二千六百四十六票、民主統合党が一万九千七百 五十七票、統合進歩党八千百三十二票、進歩新党千三百二票と、統合進歩党に非常に多くの票が集まった。これは、永住権者が投票できず、一時滞在者のみ投票 できる地域区での得票数を比較しても明らかだ。このことから、永住権を持つ海外同胞(おそらく在日同胞)が統合進歩党へ多くの票を投じたことが類推され る。

また比例区での野党圏の票を合計すると、セヌリ党よりも六千五百票以上も多かった。在外選挙制度はセヌリ党に有利と言われてきたが、その逆の結果が出た。

大統領選挙でも、文候補の票が朴候補のそれを上回った(文候補:八万九千百九十二票=得票率五六・七% 朴候補:六万七千三百十九票=得票率四二・八%)

こうした結果からも、運動方針に基づいて展開された各地域での精力的な選挙運動の結果、海外では大きな成果を得たと言える。

(略)

二、選挙広報運動を継続しよう。

二〇一一年に引き続き、韓国の国政参政権をかちとった在日同胞に、昨年実施された二大国政選挙を広報し、選挙に対する関心を高め、公正公平な選挙を実現する世論を喚起し、選挙勝利の組織基盤をつくることを目標に選挙広報運動を推進した。

韓統連は、第十三期代議員大会(二〇一一年)でウリ選挙在日参与センター(ウリ参与センター)の設立を決定、同センターのホームページを開設した。二〇 一二年以後も、ウリ選挙在日参与センターとホームページを継続・更新しながら、選挙登録や投票の手続き、各党の動向などの情報を随時提供した。またウリ参 与センターのリーフレットを各地域で配布、郵送するなど、総選挙への選挙人登録と投票、大統領選挙へ選挙人登録と投票を呼びかけるキャンペーンを精力的に 行った。

あわせて、メール会員を募集して総選挙の動向を知らせる「すぐわかる!韓国選挙ニュース」を、総選挙後は「すぐわかる!韓国大統領選挙ニュース」を毎月 十日と二十五日に配信、十一月からは大統領選挙ニュースを毎週木曜日に配信し、各党や各候補らの動向をメール会員に提供して選挙への関心を高めた。

(略)

三、六・一五共同宣言、一〇・四宣言支持の世論を高めよう。

李明博政権が登場して以後、六・一五共同宣言と一〇・四宣言が否定され、現在の南北関係は最悪の状況にあるなか、私たちは六・一五共同宣言実践民族共同 委員会のもとで、南北・海外の共同の力で共同宣言履行の世論を一層高めることで李明博政権を徹底的に圧迫するための運動を展開した。

六・一五共同宣言実践民族共同委員会海外側委員会は四月十九日、中国・瀋陽で第五回委員長団会議を開き、六・一五共同宣言十二周年から七・四共同声明四十周年を経て一〇・四宣言五周年までの期間に、祖国統一運動を大々的に展開することを明らかにした。

(略)

四、反米自主・平和の旗のもと連帯運動を強化しよう。

年初から米国の戦争政策と李明博政権の対北戦争策動によって、朝鮮半島の緊張状態は一触即発の状況になった。韓米連合軍司令部は一月二十七日、二月二十 七日から三月九日 にかけて韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」を実施し、三月一日から四月三十日まで韓米合同野外機動演習「フォール・イーグル」を実施 すると発表した。また一月十九日には、韓米両軍の海兵隊が三月に最大規模の合同上陸演習「双龍訓練」を実施すると明らかにした。

私たちは一月二十九日、抗議声明「侵略戦争を想定した『双龍訓練』を中止せよ」を発表した。二月二十五日には、韓統連と日韓民衆連帯全国ネットワーク (日韓ネット)などで構成する三・一集会実行委員会の主催で「三・一朝鮮独立運動九十三周年 韓国・沖縄の人びとと連帯し平和つくろう!二・二五集会」を 都内で開き、「韓米合同軍事演習に反対する日韓(韓日)民衆の共同声明」を採択した。

(略)

朝日ピョンヤン宣言十周年を契機に、東京では九月十五日、韓統連と日韓ネットなどで構成する実行委員会の主催で「日朝ピョンヤン宣言十周年-軍事大国化 やめろ!日朝対話と過去の清算を九・一五集会」を開き、大阪でも同十四日、韓統連大阪と韓統連兵庫、大阪や京都、神戸、奈良の日朝関係団体でつくる実行委 員会が主催でピョンヤン宣言から十年のつどいを開いた。

五、韓統連への公安弾圧をはね返そう。

(略)

六、青年活動家を育成し、組織の団結を強化しよう。

昨年、私たちは二大国政選挙への在日同胞の参与を呼びかけ、地域でのビラ配布、戸別訪問、アンケート活動などの宣伝・広報活動を通して、地域の在日同胞 に広く深く浸透し、メール会員の獲得などを通して、新たな会員の獲得、会員の積極的な活動参与をかちとり、組織基盤強化に向けた担保を獲得できた。とりわ け、メール会員に関しては今後も何らかの情報を発信するなど、継続した情報提供を行いながら具体的な組織基盤強化につなげていかなければならない。

(略)


韓統連声明「制裁強化に反対する」(2013.02.12)

北朝鮮、三回目の核実験実施

朝鮮中央通信は十二日、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の国防科学部門が第三回地下核実験に成功したと発表した。続いて、核実験は「米国の極悪非道な 敵対行為に対処し、国の安全と自主権を守るための実質的対応措置の一環として行われた」と明らかにした。また、以前より爆発力を高めながらも小型・軽量化 した原子爆弾を使用しつつ、周囲の生態環境に否定的影響を与えなかったと伝えた。

これに対し、国連安全保障理事会(安保理)は同日、緊急会合を開き、北朝鮮を強く非難。今後、北朝鮮への追加制裁などの措置をとるため決議採択に向けた交渉に入るとした。

韓統連は同日、声明「戦争につながる制裁強化に反対する」を発表。問題の発端が、宇宙開発がすべての国に保障されているにもかかわらず、唯一北朝鮮の人 工衛星だけを問題視した米国主導による安保理での制裁決議と対北敵視政策にあると指摘した。そのうえで、制裁強化は朝鮮半島での緊張と戦争の危機を高める とし、対話による問題解決を図るよう要求した。

統合進歩党は同日、論評を通して「北朝鮮の核実験は対話なき朝米関係、破たんした南北関係による残念な帰結」だとし、米国に北朝鮮との対話を求めた。ま た韓国進歩連帯など韓国の市民社会団体も論評や声明を発表、緊張を高める追加制裁に反対し、対話による問題解決を求めた。


【声明】戦争に向かう制裁強化に反対

北朝鮮は今日、三回目の核実験を行った。今後、朝鮮半島をめぐる緊張は極度に高まるだろうが、われわれは関係諸国が冷静に対処し、平和を維持することを強く要求する。

そもそも、米国が主導した一月二十四日の国連安全保障理事会(安保理)での制裁決議が問題の発端だった。人工衛星の打ち上げはすでに十か国以上の国で実 施されており、国際社会でも宇宙開発はすべての国に平等に保障されている。にもかかわらず、安保理は唯一、北朝鮮の人工衛星打ち上げを問題視し、制裁まで 課したのである。これは明らかに自主権の侵害であり、不条理であった。制裁決議が出された後も、米国は対話によって問題を解決しようとするどころか、朝鮮 半島の近海で原子力潜水艦まで動員した韓米合同軍事演習を強行し、北朝鮮をさらに刺激した。北朝鮮に対する米国の敵視政策が今回の事態を招いた第一の原因 である。

安保理では北朝鮮への制裁強化が論議されるだろう。われわれは米国が主導する制裁強化に断固反対する。過去二回にわたる核実験に対する制裁はいずれも緊 張緩和にはつながらず、かえって事態を悪化させた。これ以上悪化させないためには、米国が早急に北朝鮮との対話を開始すべきだ。米国は北朝鮮に圧力や軍事 力行使ではなく、対話で問題を平和的に解決すべきだ。

それでなくても、朝鮮半島はいつ戦争が勃発するかもしれない停戦状態にある。西海ではすでに過去数回にわたって戦火を交えた。このような緊張した状況の うえに制裁決議が出されるならば、朝鮮半島はまさに一触即発の状況を迎えるだろう。とくに海上臨検の実施は戦争の発火点になる可能性が高い。いったん火が 吹けば、それは必ず朝鮮半島の全面戦争に発展するだろう。核戦争になる可能性も高い。戦火は北東アジア全域に広がるかもしれないし、ひいては中東の戦争と 連動し世界戦争へと拡大していくことも否定できない。そうなれば衰退の道をたどる米国にとって、さらに大きな打撃になるだろう。

韓日両政府は冷静に対応し、これ以上緊張を激化させるべきではない。戦争が勃発すれば、韓国と日本はじん大な戦禍を免れない。あと二週間で退任する李明 博大統領は南北関係を悪化させた張本人であり、事態に対応する資格と能力を欠く。戦争ほど国民を不幸にするものはない。朴槿恵当選者は国民を幸福にすると いう公約を実現しようとするならば、徹底して戦争を防止する側に立たなければならない。とくに制裁に加担すべきではない。日本政府も制裁強化によって緊張 をさらに激化させるのではなく、対話によって問題を解決する姿勢を示すべきである。

朝鮮半島問題の根本は停戦協定締結以来60年間にわたって米国が北朝鮮を敵視し、駐韓米軍が居座り続けているところにある。米国が北朝鮮と平和協定を締結しないかぎり、朝鮮半島問題は根本から解決しない。

われわれは強い危機意識をもって、戦争につながる制裁強化に反対し、とりわけ米国が北朝鮮との対話を開始するよう強く要求する。

二〇一三年二月十二日

在日韓国民主統一連合


日韓・韓日連帯関連(2013.02)

今年の情勢を展望

韓統連、日韓新春懇談会開く

  韓統連(孫亨根議長)は一月二十六日、今年の情勢展望と運動課題をテーマに韓日新春懇談会を都内で開いた。懇談会には、韓国側から韓統連や韓青のメン バー、日本側から日韓民衆連帯全国ネットワーク(日韓ネット)、韓国良心囚を支援する会全国会議(全国会議)などの連帯関係者が参加した。

孫議長はあいさつで、北朝鮮の人工衛星打ち上げに対する国連安保理の制裁決議によって、朝鮮半島で緊張が高まると指摘。停戦協定締結六十周年になる今年、平和協定の締結を実現し、朝鮮半島に平和を定着させることが、今年の重要な課題になると明らかにした。
渡辺健樹・日韓ネット共同代表はあいさつの後、日韓民衆連帯運動の展望と課題について報告した。渡辺共同代表は「この間、韓日軍事協定に向けた動きなど、韓日間で軍事的な協力関係を強化する動きが顕著になっている」と指摘、今後も連帯運動と平和運動が重要だと強調した。

 

 

 

 

 

 

 

 
宋世一副議長は大統領選挙結果の分析と今年の朝鮮半島情勢の展望について報告。朴槿恵当選者が民生問題など民主的な政策を出さざるをえなかった点や、文 在寅候補に千五百万票が投じられた点など、朴当選者のジレンマや矛盾点について指摘し、次期大統領に公約の実現を迫ることが重要だと訴えた。

この後、参加者らは活発に討論し、朝鮮半島の平和問題について日本でしっかり訴えていくことや、日本の過去清算と平和協定の締結を求めていくことを確認した。


韓統連・会員団体関連(2013.02)

韓統連・韓青など、新年会も合同で祝う

各地で成人祝賀会開く

韓統連、韓青、民主女性会、学生協は、各地で合同の成人祝賀会と新年会を開いた。

関西地域では一月二十日、「ウリ民族キリ(わが民族同士)成人祝賀会&新年会」を京都市内で開いた。新成人者たちは民族衣装を身にまとい、韓国の伝統儀 礼にのっとった成人式を行った。韓統連大阪本部の金隆司代表委員は「私たちの祖国に関心を持って、自分の将来のことを考えてほしい」と祝辞を述べた。新成 人者たちは「辛いことがあってもそれを乗り越え、民族的な人間になれるよう頑張りたい」と抱負を語った。

関東地域でも同日、「二〇一三年関東地域在日コリアン成人祝賀会&新年会」を都内で開いた。韓青関東地方協議会がサムルノリを披露、新成人を祝った後、 韓青東京本部の徐崇委員長が「成人式を契機に、たくさんの同胞とともに民族的に生きる意味を学び、考えてほしい」とあいさつした。また韓統連東京本部の梁 炳龍代表委員が「民族に向き合い、未来を担う主人公として頑張ってほしい」と祝辞を述べた。

また同日、東海地域でも名古屋市内で新成人祝賀会が開かれた。韓青愛知県本部の趙華美委員長が祝辞を述べた後、新成人者たちは今後の抱負を込めて色紙に 書いた「輝」「楽」「太」などの文字について思いを語った。その後、新年会が行われ、韓統連愛知本部の趙基峰代表委員が「昨年の大統領選挙は勝利できな かったが、今後とも祖国統一に向けて努力しよう」とあいさつした。


韓統連中央幹部ら、歴代議長墓参

 韓統連(孫亨根議長)、韓青(文世賢委員長)、民主女性会(金知栄会長)の中央本部役員らは一月七日、歴代議長の故金載華先生(八七年逝去)と故裵東湖先生(八九年逝去)の墓参りをした。役員らは両先生の墓前に昨年の運動の成果を報告するとともに、今年の決意を誓った。

故金先生は一九四六年に民団の創立に参画し、五〇年から五九年までの八期にわたって中央本部団長を歴任した。六一年には朴正煕の軍事クーデターに反対 し、民団正常化有志懇談会(有懇)の結成に携わった。維新クーデター後、日本に亡命中の金大中氏(元大統領)らとともに韓民統を結成。金大中氏が拉致され て以後、八〇年まで議長代行、八三年まで議長を務めた。

故裵先生は、五一年から民団中央本部の民生局長や事務総長、副団長を歴任し、有懇結成に参画した。七七年には海外韓国人の民主運動組織の民主民族統一韓国人連合(韓民連)の結成に尽力し、同中央執行委員長に就任、八三年に韓民統議長に就任した。


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