在日韓国民主統一連合

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最新号 第1222号(12.04.01付)を掲載しました

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統合進歩党・民主統合党、共同選挙対策委を構成(12.04.01)

史上初の全国的「野党連帯」

韓国の国会議員総選挙(四月十一日投開票)の候補者登録公示が三月二十二、二十三日の両日、実施された。中央選挙管理委員会によると、全国二百四十六選 挙区に総数九百二十七人が登録した。このうち、無所属候補は二百五十七人(二七・七%)だ。また比例代表五十四議席の候補として、二十の政党が百八十三人 を登録した。政党別の比例代表登録候補者数は、セヌリ党四十六人、民主統合党三十八人、自由先進党十六人、統合進歩党二十人、創造韓国党四人などだ。候補 者が確定したことで、各党は四月十日までの激しい選挙戦に入った。

  民主統合党(民主党)の韓明淑代表と統合進歩党の李正姫代表は三月十日、総選挙(地域区)で野党統一候補を立てることに合意し、全国七十六か所で十七、十 八日の両日、野党統一候補選出のための予備選挙を実施した。そのうち、六十九か所で統一候補が確定した。民主統合党は五十七か所、統合進歩党は十一か所、 進歩新党は一か所(地域合意)。

これを受けて、民主統合党と統合進歩党は同二十五日、総選挙で野党統一候補共同選挙対策委員会を構成することにした。両党はこの日、国会で代表らの幹部 会議を持ち、共同選対委員長に民主党の韓明淑代表と金振杓院内代表、最高委員の文盛瑾、朴映宣、朴智元氏ら五人、統合進歩党から李正姫、柳時敏、沈サン ジョン、趙俊虎共同代表が就任することが決まった。

韓代表は「歴史上初めて、全国的で包括的な野党連帯(野党選挙協力)をなし遂げた私たちは、もう一度しっかり手を握って総選挙で李明博・セヌリ党政権を審判する」と強調した。

李正姫代表は「李明博政権とセヌリ党を審判し、政権交代をなし遂げよとの念願のもとに、絶えず励まし批判してくださる国民の皆さんに深く感謝申し上げる」と述べた。

両党は今後、共同選対委をもとに相互支援と協力のための実務協力体系をつくることにし、市民社会団体などとも共同政策公約推進委員会を構成することに合意した。

両党はセヌリ党との一対一構図をつくる史上初の全国的次元の「野党連帯」をなし遂げたことで、野党が過半数の議席を獲得できるかが最大の焦点に浮上した。また統合進歩党は二十議席以上を獲得し、初の院内交渉団体になる可能性も高まっている。

十一日の投票に先立って、比例代表候補者への在日同胞投票は同二十八日から四月二日まで、韓国大使館や領事館などの在外公館で行われる。ウリ選挙在日参与センターは期間中、各地で積極的に投票するよう在日同胞に呼びかける広報活動を精力的に展開している。

 

 


【主張】「平和」が総選挙のキーワード(12.04.01)

 総選挙で、国民は李明博・セヌリ党政権を審判することになる。権力型不正腐 敗のまん延、貧富格差の拡大、済州島海軍基地の建設に伴う自然破壊、韓米FTA強行採決、国家保安法らん用による民主化の後退など、李政権・セヌリ党の失 政は総体的であるが、なかでも失政中の失政は朝鮮半島の平和を脅かしたことだ。李政権は当初から六・一五南北共同宣言と一〇・四宣言を否定し、金剛山観光 も中止させた。

あわせて北朝鮮に対する敵意をあらわにする韓米合同軍事演習を頻繁に行ったが、とりわけ「戦争の海」と言われる西海での軍事演習は意図的に平和を破壊す る挑発行為である。軍事緊張が高まるなかで、二年前には「天安鑑沈没事件」と「延坪島砲撃事件」が起こり、事件を契機に李政権は南北の交流協力を中断し た。北朝鮮の指導者を中傷する韓国軍の言動を放置している李政権に対する北朝鮮の不信と怒りは頂点に達している。李政権のもとで日増しに南北関係は悪化 し、平和が遠のいている。西海での共存共栄のための協議開始を盛り込んだ一〇・四宣言さえ履行していれば、西海の二大事件は起こらなかった。四年間にわた る李政権の対北対決政策による損失はあまりにも大きい。

核超大国の米国が北朝鮮を敵視するだけでなく、米国から最新兵器を大量に導入した李政権が米国との結託をいっそう強めながら北朝鮮を圧迫している。これ に対抗して北朝鮮はすでに核武装を選択した。北朝鮮の核問題は朝鮮半島の非核化という目標に向けて、朝米対話を通じて解決するしかない。平和と非核化を実 現するための韓国の役割は韓米と南北の対話を通じて朝米対話を促進させることだった。しかし李政権は一貫して朝米対話を妨害して緊張を激化させている。

韓国はGDP(国民総生産)で世界十位という経済を運営し、原発を二十一基をもっている。もし戦争が起これば、国民の汗水で築き上げた経済は致命的な打 撃をうけるだろう。そうでなくても原発に一つにでも爆弾が命中すれば、どうなるのかフクシマをみれば想像に難くない。このような状況を冷静に判断するなら ば、韓国は徹頭徹尾、平和志向であらねばならない。戦争が起これば、すべてを失い得るものは何ひとつない。にもかかわらず、李政権は好戦的態度を取り続 け、いたずらに戦争の危機を招いている。李政権は最低限の民族良心さえ持ち合わせていないようだ。

北東アジアは関係各国の協力関係の強化によって飛躍の時代を迎えようとしており、その中心に朝鮮半島がある。朝鮮半島の平和を構築し南北の協力関係を復 活できるならば、祖国の繁栄は約束される。そのための大きな第一歩は目前に迫った総選挙で、六・一五宣言を履行しようとする政治勢力が連帯をいっそう強 め、李明博・セヌリ党政権を厳しく審判することだ。


韓米軍事演習中止・韓米FTA廃棄(12.04.01)

野党、次期国会で共同対応

韓米FTA廃棄へ、汎国民キャンドル大会

韓米FTA(自由貿易協定)発効を前日に控えた三月十四日、韓米FTA阻止汎国民運動本部(汎国本)は汎国民キャンドル大会を開き、韓米FTA廃棄と済 州島江汀村の海軍基地建設中止を要求した。また参加者らは、韓米FTAと海軍基地建設に賛成する総選挙の立候補者を審判しようと訴えた。

韓米FTA廃棄を要求して断食闘争を行っていた汎国本の李康実共同代表は「韓米FTA廃棄を求めて五年九か月の間闘ってきた。明日零時を期して韓米 FTAが発効されるが、すべてが終わったわけではない。進歩的政権交代だけが韓米FTA廃棄闘争を勝利に導くことができる」と強調した。

民主統合党の鄭東泳議員は「わが国民は、突きつけられた歴史的課題を見過ごしたことはただの一度もない。三月十五日は韓米FTAが発効した日ではなく、韓米FTA廃棄に向けた最初の日になるだろう」と語った。

 統合進歩党のチョ・ジュノ共同代表は「政治にたずさわる者の一人として皆さんに顔向けできない。統合進歩党は韓米FTA発効を阻止できなかった未熟な党だが、国民の協力をえて全身全霊で国民とともに闘争する」と訴えた。

民主統合党と統合進歩党は三月十日、「李明博政権が締結・批准した韓米FTAの施行に全面的に反対する」ことで合意している。また統合進歩党は十五日、次期国会から始める韓米FTA廃棄のための三段階ロードマップ(行程表)を提示した。

この日の集会では、一般市民らも壇上に上がって討論し、総選挙での審判を主張した。

集会後、参加者らは抗議書簡を青瓦台に伝達するためにデモ行進を始めたが、これを阻止しようとする警察と衝突、十一人が連行された。

 

 

 

 

 

 


反戦平和ろう城団、総選挙まで継続

韓米軍事演習中止求め、ソウル市内で座り込み

 韓国の全国女性連帯は三月六日、ソウルの米大使館前で韓米合同軍事演習の中断を要求する記者会見を開いた。

孫美姫代表は「朝米が二・二九合意を通して対話を始めようとするその時に、キーリゾルブ演習など大規模軍事演習をすることは、和解の握手をしながら、もう一方の手であいくちを突きつけることと同じ。米国と李明博政権を糾弾し、平和のために女性が立ち上がる」と語った。

李政権の対北対決政策に反対し、「反戦平和非常時局ろう城団」が三月二十日、ソウル光化門の李舜臣銅像前で記者会見を開き、座り込みに入った。

参加者らは記者会見文を通して、「現在の戦争危機を解消するために政府の戦争挑発・南北対決政策がすぐに中止されなければならないのはもちろん、李大統領が国民に謝罪して退陣してこそ、平和の道が開かれる」と指摘した。

ろう城団関係者は「四・一一総選挙まで座り込みを進行する予定だが、状況を見ながら延長を判断する予定だ」と明らかにした。

また統一運動の元老らが二月二十三日から米大使館近くで行っていた「韓米連合戦争演習中断!朝鮮半島の平和実現!リレー共同行動」の集約集会が三月九日に開かれた。


韓統連・会員団体関連(12.04.01)

活動方針を採択

韓青第25期中央委員会開く

 在日同胞も参与する重要な二大国政選挙を前に、在日韓国青年同盟(韓青・文世賢委員長)は三月十八日、名古屋市内で第二十五期第一回中央委員会を開いた。

文委員長はあいさつで、「いよいよ政治決戦の二〇一二年を迎えた。今日採択される方針を各地で展開し、進歩的政権交代を実現することを決意しよう」と述 べた。また韓統連の孫亨根議長は激励あいさつで、「李明博政権の対北強硬政策によって南北関係は極度の緊張状態にある」「選挙の争点は平和と統一であり、 この課題を推進できる政権を樹立することが重要だ」と訴えた。

中央委員会では、「二〇一二年国政選挙の広報活動を活発に展開し、また李明博政権の実態を内外に訴え、世論を喚起した」とする二〇一一年度活動総括を承認した。

続いて二〇一二年度活動方針案を論議し、「総力をあげて進歩的政権交代を実現する」ことを目標に▽「各政党・大統領候補者に問いかける在日同胞青年からの 質問アンケート」を通して在日同胞青年の国政選挙への関心を高め、あるべき選挙争点を明らかにする▽同アンケート活動などを通して国政選挙を幅広く広報す る▽李明博・セヌリ党政権の悪政を暴露・糾弾する▽六・一五共同宣言の理念を先駆的に実践し、六・一五共同宣言支持の世論を高める▽理論学習と実践を積み 重ねて組織を強化・拡大する、などの事業計画を盛り込んだ活動方針を採択した。

最後に、李俊一副委員長は「地域同胞青年の民族的欲求にこたえることで同胞青年を韓青に結集させ、政治決戦勝利に向けてまい進しよう」と述べた。

 

 

 


韓国国政選挙をテーマに

韓統連大阪セミナー開く

韓国総選挙を前に、韓統連大阪本部は三月十八日、大阪市内で「第三回韓統連セミナー・二〇一二年どうなる韓国の政治、総選挙は?大統領選挙は?─韓国の政党事情と国会議員選挙の展望」を開き、同会員や地域同胞、日本の市民らが参加した。

金隆司代表委員はあいさつで、「セミナーを通じて総選挙情勢について認識を深めていこう」と述べた。

セミナーでは、「四・一一総選挙の歴史的意義と大統領選挙の展望」をテーマに金昌五副代表委員が講演した。金副代表は李明博政権の四年間を振り返り、 「昨年のソウル市長選挙では、李明博政権の悪政にソウル市民が審判を下した」と力説した。また今回の総選挙の歴史的意義について、▽野党連帯(選挙協力) でセヌリ党との一対一の構図を実現し、李明博政権の悪政に対する国民の審判を下す▽総選挙勝利で構成される「与小野大」国会での「共同政策」を実践する― などと指摘し、「総選挙で大統領選挙勝利の土台を築き、必ず進歩的政権交代を実現しよう」と訴えた。

また二十三日、大阪本部生野支部が活動者会議を開き、二大国政選挙に向けた活動方針を決めた。


民主女性会が総選挙で学習会

在日韓国民主女性会(金知栄会長)は三月十七日、都内で三月の定例学習会を開き、韓統連の宋世一副議長が総選挙を前に韓国の政治情勢を報告した。

宋副議長は「現在、野党と市民団体がひとつに団結し、保守(セヌリ)対反保守(進歩・民主)の一対一の構図をつくり、総選挙の勝利と進歩的政権交代の実現に向けて前進している」と指摘し、野党連帯(選挙協力)の動きを中心に報告した。

報告を受けて、参加者らは活発に意見交換。在外選挙の投票期間(三月二十八日~四月二日)と投票方法などを念頭に置いて、積極的に投票を呼びかけていくことを確認した。


都内で統一セミナー開く

「新たな段階に入った統一偉業と私たちの課題」をテーマに統一セミナーが三月二十一日、都内で開かれた。主催は祖国平和統一委員会などで構成する同実行委員会で、六・一五共同宣言実践日本地域委員会が後援した。

セミナーでは、在米同胞の盧吉男・民族通信代表が「吹雪のなかのピョンヤンを訪ねて」とのテーマで講演した。盧代表は昨年、金正日国防委員長の葬儀を取材、今年に入っても訪朝し取材しており、それをもとに北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の現状について語った。

その後、盧代表、金志永・朝鮮新報社副編集局長、金昌宣・在日本朝鮮人人権協会副会長の座談会が行われ、▽北朝鮮の新しい指導者▽北朝鮮の人工衛星打ち上げ▽分断状況と在日同胞の人権などについて討論した。セミナーでは、アピール文を採択した。


【論説】各党で候補者が確定、本格的選挙戦に突入(12.04.01)

首都圏でセヌリ党不利か

  ついに四・一一総選挙の幕が上がった。セヌリ党と民主統合党、統合進歩党などの与野党は、選挙対策本部を発足させて総選挙体制に突入した。三月二十三日に 候補登録を終えた各党は、三月二十九日から十日までの十三日間、本格的な選挙運動に入る。民主統合党と統合進歩党は野党連帯を復活させ、総選挙で李明博・ セヌリ党政権審判と破たんした九九%の民生回復のために共同選挙対策委員会を構成し、共同対応することにした。今回の総選挙結果は、十二月の大統領選挙に 大きな影響をおよぼすため、死活をかけたし烈な選挙運動になると見られている。野党連帯が反対する済州島海軍基地建設と韓米FTA問題も、セヌリ党を圧迫 する要素になると思われる。

セヌリ党の比例代表当選可能圏は二十位前後と見ている。比例代表一位は、韓国原子力研究院の閔丙珠研究員だ。朴槿恵非常対策委員長は十一位。民主統合党 は、全泰壱烈士の妹の全順玉・真の女性労働福祉場代表が一位、韓明淑代表が十五位に確定した。当選可能圏は二十五位だ。統合進歩党は野党連帯の効果で最低 でも八議席までを当選圏と展望している。比例代表一位は進歩陣営の代表的な農民運動家の尹グムスン・前全国女性農民総連合会長だ。柳時敏共同代表が十二 位、在日同胞の康宗憲・韓国問題研究所代表が十八位だ。

二十三日現在、国会議席の分布はセヌリ党百六十四人、民主党八十人、自由先進党十四人、統合進歩党七人、創造韓国党二人、国民の考え一人などだ。野党統 一候補の決定過程で葛藤(かっとう)を経ていた民主統合党と統合進歩党は三月二十五日、韓明淑代表と李正姫共同代表を共同委員長とする野党統一候補共同選 挙対策委員会を構成し、政権審判と総選挙勝利のために相互支援と協力のための実務協力体制をとって共同遊説など本格的な選挙戦に入る態勢だ。野党連帯とセ ヌリ党の一対一の構図が作られたのだ。しかし、与野を含めて公認脱落などで離党した無所属候補らも多く、それらの相当数がこれまで固めてきた組織力と地域 基盤がしっかりしており、決して無視できない状況だ。とくに嶺南と湖南で無所属候補らが選挙地形を変えうる主要変数として作用する公算が大きいと専門家ら は展望している。

総選挙情勢、セヌリ党に首都圏での危機感が広まる

李明博・セヌリ党政権の中心人物の不正疑惑と民間人査察、庶民の生活苦などで、政府・与党に対する強い拒否感と否定的認識が国民に拡散するなか、セヌリ 党は危機感にいらだっている。とくにソウル四十八か所、京畿五十二か所、仁川十二か所など首都圏百十二か所で与野党が激突する展望だ。主要地域の情勢を見 てみよう。

総選挙の勝敗のカギは首都圏にあるが、首都圏の情勢はセヌリ党に不利だというのが政界の大半の意見だ。野党の政権審判論に国民が共感しているということだ。京畿、仁川の情勢もソウルと同様だ。世論調査でも両者対決の場合、野党統一候補がはるかに上回っている。

釜山沙上は最大の激戦地だ。文在寅・盧武鉉財団理事長四九・〇%、セヌリ党の新人政治家の孫受祚三八・三%が最近の世論調査の結果だ。政党支持率は依然としてセヌリ党が民主統合党を上回っている保守志向が濃厚な地域だが、有権者が人物を重視していることを示している。

独立地域区として新設された世宗市はトップクラスの激戦地の一つだ。セヌリ党の朴槿恵非常対策委員長の側近である申進教授、沈大平自由先進党代表、民主統合党の李ヘチャン元総理が出馬する。現在、李元総理が世論調査などで二〇ポイント上回っている。

ソウル江南乙地域区は、韓米FTA交渉推進を主導した金ジョンフン前外交通商部通商交渉本部長と、韓米FTA廃止を主張する民主統合党の鄭東泳議員が対決、セヌリ党が優勢だ。

ソウル蘆原甲は野党候補予備選挙が行われ、候補に確定したインターネット放送「ナ・コムス」(わたしはケチなやつ)の金容敏候補は単一選対本部を構成した。民主統合党の戦略的公認候補だ。

ソウル銅雀乙はセヌリ党の鄭夢準議員、民主統合党の李啓安前議員、進歩新党の金鍾哲副代表が候補だ。江南の近くに位置し、セヌリ党を好む傾向が強い。

ソウル江西乙は民主統合党の金孝錫議員が湖南から地域区を移して出馬し、セヌリ党の金聖泰議員と競うことになった。ここは総選挙情勢を予測しがたい伝統的な薄氷地域だ。

ソウル冠岳乙は、民主統合党の金熙喆候補と統合進歩党の李正姫候補が予備選挙を行い、李候補が野党統一候補に選出されたが、世論調査操作問題で民主統合 党が李代表辞退を迫るなど一時は野党連帯に亀裂が入る危機に陥った。収拾策として李代表は候補辞退を勇断し、民主統合党は冠岳乙と京畿安山、檀園甲の二か 所を統合進歩党に譲歩することによって、野党連帯破局の危機は収拾された。李代表は比例代表出馬も放棄した。冠岳乙の新候補として統合進歩党の李サンギュ 前民主労働党ソウル市党委員長が野党統一候補に確定した。予備選挙で李代表に敗れた民主統合党の金議員は離党後、無所属で冠岳乙に出馬した。

総選挙情勢について、民主統合党は嶺南を除く百八十地域のうち、比例代表を合わせて百六の地域で勝利すると見ている。単独過半数の展望はまだ明るくな い。民主党関係者は低調の要因として、いき過ぎた内部競争と勝利に対する楽観が、支持層結集を鈍らせていると自省している。

セヌリ党はとくに首都圏の選挙結果に神経をとがらせており、支持層が厚い江南地区を除き、鍾路、中区、陽川甲などの伝統的優勢地域さえ支持層の関心が離 れ、苦戦の雰囲気が明らかだというのが専門家の見解だ。ソウル地域の総四十八議席中、十議席にも満たないかもしれないというのが党内の分析であり、優勢地 域である大邱、慶北、釜山、慶南で善戦したとしても、比例代表を含めて百二十~百三十議席と展望している。

しかし野党はまだ安心できない。情勢がどのように揺れ動くのか予測できない状況だ。揺るぎない野党連帯こそが、必ず政権交代をなし遂げるだろう。

(河民宇記者)


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