在日韓国民主統一連合

〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町3-21 相原ビル4F
℡ 03-3862-6881/fax 03-3862-6882
e-mail:chuo@korea-htr.org

更 新 日:2011年12月13日(火)

最新号 第1215号(11.12.01付)を掲載しました

[Japanese] [Korean]

民族時報のご案内

大阪で韓統連全国活動者会議(11.12.01)

  在日韓国民主統一連合(韓統連・孫亨根議長)は十一月十三日、大阪市内で「李明博・ハンナラ党政権審判!進歩的政権交代実現!韓統連全国活動者会議」を開 き、韓統連、韓青、民主女性会、学生協の会員や活動家が参加した。活動者会議では現情勢や韓統連裁判の状況、これまでの選挙広報運動の成果と課題について 報告・討論し、当面の運動課題について確認した。

活動者会議に先立って、韓統連、韓青のメンバーが生野地域で宣伝活動を行った。来 年の国政選挙の投票に向けた選挙人登録を呼びかけるリーフレットと、民主主義と民生を破たんさせ、南北関係を最悪の状態にした李明博・ハンナラ党政権のこ れまでの悪政を明らかにしたリーフレット、来年三月に開かれる韓青冬期講習会の案内の三種類の宣伝物それぞれ千五百枚を同胞宅に配布した。

活 動者会議では、郭元基副議長があいさつし、「今日は全泰壱烈士が焼身決起して四十年目になる日だが、現在も当時と変わらない状況が続いている。李明博政権 は韓米自由貿易協定(FTA)によって民族自主権を放棄し、平和を脅かし、民衆の生存権と民主主義をじゅうりんする政権だ」と李明博・ハンナラ党政権を厳 しく批判、「来年の政権交代に向けて全力を傾けよう」と訴えた。

宋世一副議長は「二〇一二年政治決戦をめぐる情勢」について報告、進歩政党の統合に向けた現状について解説した。この後、黄英治組織局長が「韓統連旅券裁判、憲法裁判所提訴の意義と展望」と題して韓統連裁判の経過と内容、今後の展望と課題について報告した。

次に、この日から始まった在外選挙人登録をすませた韓統連大阪本部の会員が報告した。

最 後に孫議長が、現在の情勢の特徴と政治目標について解説、「李政権の徹底した対米従属によって自主権が奪われ、民衆の生存権が破たんし、独裁政治が復活し ている」とし、「来年の選挙で政権交代を実現し、政治・経済・軍事の自主権の回復と六・一五宣言の促進、国家保安法の撤廃と平和を実現していかなければな らない」と強調した。

また、これまでの選挙広報運動の成果として千人以上の同胞からアンケートを獲得したことを報告、当面の運動課題として「選挙人登録促進と李政権の悪政を徹底的に暴露する大々的な宣伝活動」を提起し、全体で確認した。

最後に、韓青、民主女性会、韓統連の代表らが決意表明し、孫議長がまとめを行った。

会議後、団結の集いを行い、各団体、地方間の交流と団結を深めた。


【声明】 韓米FTAを即時廃棄せよ(11.12.01)

  李明博・ハンナラ党政権が野党と国民の猛反対を押し切って韓米自由貿易協定(FTA)批准案を十一月二十二日、強行採決した。民主主義を踏みにじるハンナ ラ党の暴挙は日本でも大きく報道され、われわれ在日同胞も強い衝撃を受けている。韓米FTAは内容的にも手続き的にも重大な問題があり、絶対容認できな い。韓米FTAによってもたらされるものは経済主権の喪失であり、農民、労働者、中小零細企業主ら国民大多数の深刻な生活困窮化と経営破たんである。民族 の運命を左右する事案に対し、十分な論議を保障しないままあげくには野党議員の国会入場を暴力で阻止し、ハンナラ党議員だけで強行採決したやりかたはまさ に議会クーデターであり、民主主義の完全な否定である。

韓国では民主党、民主労働党など五野党と「韓米FTA阻止汎国民運動本部」に結集す る市民社会団体が連日、大規模な抗議集会を開いて韓米FTAの無効化を宣言し、激烈な反李政権闘争を展開している。抗議集会には数万人の一般市民が参加 し、とくに学生をはじめ若い世代の参加が目立つ。われわれは韓米FTA無効化闘争を支持し熱く連帯する。

李政権は時間をかけて国民に理解さ せることなく、クーデター式に韓米FTAを強行採決した理由は何であったのか。米国に一方的に有利な批准案に合意した李大統領は十月に訪米した際、オバマ 大統領から破格の接待を受けたという。骨の髄まで親米主義者の李大統領は有頂天になり、心酔する米国に対して貢物として韓米FTAを急いで差し出したに違 いない。あるいは憧憬(どうけい)する米国が急速に衰退していくことに耐えかねて李大統領は死ぬときは一緒だとばかり、韓米FTAという米国製の危険な船 にあわてて乗ったのかもしれない。

李大統領と強行採決に関与した百五一人のハンナラ党議員の頭には民族や民衆に対する愛や責任はどこにも見 当たらない。崇米意識で硬直している事大政治家らに国の運命を任せていたら国は滅ぶしかない。われわれは「乙巳五族」とともに、民族主権を売り飛ばした二 十一世紀の売国奴として李明博・ハンナラ党を永遠に記憶するだろう。あわせて強行採決の場にはハンナラ党の大統領有力候補と言われる朴槿恵議員がいたこと もけっして忘れてはならない。

われわれ海外同胞の誇りのひとつは闘争によってかち取った韓国民主化である。今回の暴挙は八七年民主化以来、 韓国政治史で民主主義を否定した最悪の事件である。国民主権と民主主義を踏みにじった李明博・ハンナラ党政権をそのまま放置することはできない。われわれ は韓米FTA無効化、李政権退陣、ハンナラ党解体を求める国内の闘争に連帯し、ともに闘い抜くことをここに明らかにする。

二〇一一年十一月二十五日

在日韓国民主統一連合

在日韓国青年同盟

在日韓国民主女性会


<韓国国会議員選挙> 選挙人登録申請スタート(11.12.01)

ウリ参与センター、地域同胞によびかけへ

来年実施される国会議員選挙と大統領選挙から、在外韓国人にも投票権が付与されたことにともない、十一月十三日から各地の駐日韓国領事館などの公館で在外選挙人登録申請の受け付けが始まった。

今 回の選挙人登録申請は、来年四月十一日に実施される第十九代国会議員選挙で定数二百九十九議席の韓国国会議員選挙のうち、議員個人を選ぶ選挙区を除いて、 政党に投票する比例代表の五十四議席に投票するもの。期間は来年二月十一日までの月曜日から金曜日の午前九時から午後五時まで。土・日曜日、祝祭日は休館 だが、初日と最終日は受け付ける。

登録申請には、旅券と外国人登録証明書が必要で、在外選挙人登録申請書とあわせて旅券のコピーと外国人登録証明書の両面コピーを添付しなければならない。申請書は領事館で受け取るが、インターネットからダウンロードし、事前に記入して当日持参することも可能。

申請初日に登録した大阪在住の在日同胞は、「申請を終えて投票への実感がわいてきた。韓国の国政選挙に主権者として一票を投票できることがうれしい」と、投票への期待を語った。

ま た、別の日に駐大阪領事館で申請した在日同胞は、「選挙登録所と領事館の職員らがとても親切に対応してくれた。事前に申請書を準備したので、とてもスムー ズに手続きができた」と語る一方で、「申請初日の登録者数は東京で約百人、大阪で約四十人程度で、あまりの低調ぶりに、担当の領事らも頭を痛めているよう だ」と述べた。

ウリ選挙在日参与センターでも、選挙人登録に向けた広報活動を行っているが、当局の有権者に対する徹底した広報と呼びかけが求められている。


韓統連・会員団体関連(11.12.01)

 韓統連大阪生野支部、秋期学習座談会開く

韓 統連大阪本部生野支部(金昌秀代表委員)は十一月二十日、「新たな変化の始まりを読みとる」をテーマに秋期学習座談会を開いた。参加者らは第一回韓統連大 阪セミナー「韓国国政選挙参与の意義について」の成果を踏まえ、来年の総選挙と大統領選挙を控えた韓国情勢を学習した。

この日、金昌範社会 部長が「朝鮮半島をめぐる状況変化─六者協議当事国の動きから」「韓米自由貿易協定(FTA)をどう見るか」「ソウル市長選挙の結果とその後」の三つの テーマに沿って報告し、今年の祖国の情勢変化とその主な要因について、自主・民主・統一運動の視点から分析した。それを受けて、参加者らが座談会を持ち、 韓国が米国の支配から脱却するための方途や、統一のプロセスなどについて意見交換した。

一方、韓統連大阪本部は十一日、第二回セミナー「二〇一二年朝鮮半島情勢を展望する」を開催する。


 民主女性会が都内で学習会

在日韓国民主女性会は十一月十九日、都内の韓統連中央本部で定例学習会を開いた。テーマは日本軍「慰安婦」問題とウリマル(韓国語)学習。

十二月十四日に水曜デモが千回を迎えるにあたり、これまでの日本軍「慰安婦」問題解決のための運動を振り返り、現在の実情を報告、参加者で共有した。

そ の後、ウリマル学習会を行った。ウリマルの原書を読んで内容を理解しようとの趣旨で、教材として「幸せな統一のはなし」(安英民著)を活用した。「対決の 線、和解の面」の項を読み合わせし、「国連軍(米軍)が一方的に設定した北方限界線(NLL)を固守すれば戦争しかなく、線を乗り越え、面を考えれば、融 和と和合を引き出すことができる」との趣旨をともに理解した。


 金政夫著『歴史の意志を実践する』
自主、解放へ鼓動伝わる

 本書は裵東湖記念研究所所長の著者が、裵東湖先生の『愛国論』第三章の「歴史の意志を実践する」という言葉を「導きの糸」として韓統連、特に韓青の若居人たちに向けて発信した文章を集めたものだ。

本 書の主要部分は、本書の副題が「唯物弁証法と民族主義で読む『愛国論』の世界」と付されたことからわかるように、「活動の方法論の前提となる、最も本質的 な、最も基本的な『ものごとの見方・考え方』を養うことを目的として」、二〇〇九年六月から一〇年八月まで八回にわたって発刊された『研究所通信』だ。 「情勢について」「歴史について」「民族について」「宗教について」「民族的に生きる」という問題設定をしての論考、論文「『併合一〇〇年』と韓青結成五 〇周年」、講演「韓青結成五〇周年の意義」とエッセイ「家族へ、仲間たちへ――還暦からのメッセージ――」を内容としている。

本書には、これに加えて二〇〇五年九月に脳梗塞(こうそく)で倒れた著者の快気報告と、書き下ろしの「発刊にあたって」と「あとがき」が付されている。

本書がユニークなのは、〈人間とは何か〉という根源的な問いと、それに対する答えをもって、歴史と情勢、民族と民衆の解放の問題へと切り込むところだ。同時に、人間―労働者という抽象的な規定・方法を、具体的な〈民族自主〉の課題として明確に提起していることにある。

そして、本書を味わい深くしているのは、随所にちりばめられている在日二世としての記憶――「卑怯(きょう)で、卑屈」でさえあった少年期、青年期の物語と、それを、いまをつなぐ理論と実践の熱情だ。

同胞はもちろん、日本のみなさんにも、本書を手に取ってもらえたらと願う。自らと、隣国、日本に生きる他民族への理解、自主と解放への熱い心臓の鼓動が伝わるはずだ。

(発行・裵東湖記念研究所、発売・民族時報社、頒価1000円+送料)


【パンフ紹介】 『韓国進歩連帯─韓忠穆共同代表講演録』(11.12.01)

 「二〇一二年(政治決戦)を大衆運動の展開、選挙運動の展開を通して、進歩勢力が必ず勝利するために全力を尽くす」

市民団体などでつくる実行委員会の主催で十月十八日、大阪市内で「二〇一二年進歩的政権交代に向けて」をテーマに韓国進歩連帯の韓忠穆共同代表講演会が開かれた。このパンフは、その講演録だ。

パンフ発刊の目的は、実行委員会の加来洋八郎さん(闘う第三局作りを目指す近畿会議世話人)が指摘しているように、来年の総選挙、大統領選挙を前に進歩勢力統合と、野党勢力連帯の動きを進めている韓国の政治状況について学ぶことにある。

韓 共同代表は韓国の民主化運動を歴史的に振り返りながら、進歩運動に至る流れについて言及している。そして韓国進歩連帯の結成から、各分野の市民社会団体を 網羅した常設闘争組織体「民衆の力」結成の動きや、民主労働党と国民参与党、統合連帯の進歩政党統合に向けた活発な動きについて具体的に指摘している。そ れを踏まえて、二〇一二年の政治決戦の勝利に向けた進歩的政権交代の実現を目指す決意を示している。その意味で、このパンフは来年の政治決戦に全力で取り 組む韓共同代表の熱い思いが凝縮されているといえる。

パンフにはほかに、十月末のソウル市長選挙の開票結果や野党候補一本化の成否が選挙に与えた影響を示す統計資料などが付されており、韓国国民の世論動向を見るうえで参考になろう。

A4版 定価200円/発行 韓国進歩連帯代表講演会実行委員会℡090―4647―3032


Comments are closed.

Proudly powered by WordPress. Theme developed with WordPress Theme Generator.
Copyright © 韓統連Back_number. All rights reserved.